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人に期待しない、は案外難しい。


「人に期待しない」というnoteを書いたのがちょうど約1年前。


今でもときたま見返すほど、わたしの中で大事にしている考え方。


人に期待せず、わたしができることは全てやりきって、あとは天に任せる。


余計に傷つくのは、人に期待をしてしまうから。


理論としてはハゲドだし(もしかしてハゲドって古い?未だに言っちゃう)、「人に期待しない」ことによって、もっと楽に生きられるよ!!ということは所々で語り尽くされている。


けれど、この「人に期待しない」ってのが案外難しい。

人に期待してしまうのは、その人が期待するに値するひとだからなんだ。


他の人だったらどうだっていい。


でも、あなただから。

あなたには、好きと言って欲しい。認めて欲しい。わかって欲しい。許して欲しい。見たことのないものを見せて欲しい。

あなたとわたしは違うもんね、と割り切ることさえも痛みを伴う。

だって、あなただから。


人が勝手に他人に期待をしては傷つくのは、この世から「すき」って気持ちが消えないからだ。


ただただすべきことを淡々とこなして、結果は頂くモノとして見返りを求めない。そんな人を、「自立した人」と呼べるのだろう。


けれど、人間は論理的に頭で納得できることですべての感情を制御できるほど、無機質じゃない。

そんなに聞き分けのよい、いい子にプログラミングされてない。


それが人間のもっともいとおしいところで、重い通りにいかないところだと、つくづく思う年の瀬です。

えみちゃんが和牛を叱咤したのも、愛が故、期待していたが故だよねきっと。


時代の移り変わりを目の当たりにしたM-1に、少々お心やられ気味です。


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