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「希望の郷 東村山でのダンス日記 200817」

あ“ぁぁぁぁぁづい!!なんじゃこりゃぁぁぁ!!すぅぅぅぅぅごい!!

みなさんが最近思ってるであろうことを口に出してみました、こんばんは。今日の東村山ワークショップ日記は、ダンサー・山根海音です。

2ヶ月ぶりの参加でした!
なかなか久しぶりだったなぁ、いつぶりだったかなぁと思って手帳をパラパラっとめくって、たまたま通り過ぎた4月のページがほぼ真っ白で。ハッとしました。そうだった、この頃は他の仕事や予定は全てストップしていた。そしてその頃も唯一入っていた予定が、東村山でのダンスワークショップでした。この中でも止められないことがあるという意味を考えたのを、思い出しました。

たった4ヶ月前の話なのにもうすごく昔のような気がして。あのころは今までの日常との変わり様に身体も心も付いていけなくて時間の流れもとてもゆっくりで。でも人間って、けっこうすぐに変化に順応するものなんですね。あのころの不自由が今はもう当たり前になっている。全く元どおりの日々には当分戻れないと知らず知らずのうちに腹を括って、それならそれで、新しい楽しいこと、わくわくする形を見つけようとする。逞しいでやんす。

さてさてそんな中での東村山でのダンスの時間。今日のリーダーは、ヤンヤンタンこと長谷川暢大先輩でした。彼は今日も、利用者さんにモテてモテて。やっぱり、彼の圧倒的な安定感と優しさを、みんな分かってるんだなぁと毎回にっこりしてしまいます。

マスクをして、最初は「誰だよ」ってちょっと不審がられて。何回かこのバージョンでも会ってますよね。
マスクを引っ張って顔を確認して、「あぁあなたね」ってなる。始まりの距離が近くなる。このやりとりが、新しく出来た第一のほっこりポイントです。

暑過ぎるぐらいの陽気と、それに負けない、もしくは超えてくるぐらいのみんなのハッピーバイブス!自己紹介が終わるのが待ちきれねぇ!やっぱり太陽の力って凄いんですね...梅雨の時期とは全然違うぜみんな!!

東村山一の預言者・Aちゃんは、わたしの両手を交互に挟みながら「治ってるよ!もうすっかり治ってるよ!!ほんとーに、良かったねぇ!」と熱弁。あまりに熱心に喜んでくれるもんで、「そんな大怪我してたの?」とヤンヤンタンが突っ込んでくるほど。いや、そんなに回復を喜んでもらうほど、故障してたところはないつもりなんだけど...そこまで心から喜ばれると、無条件に嬉しい気持ちになります。ありがとね。

Mさんは今日も終始最高に楽しそうで、足も良く動いて職員のみなさんを驚かせていました。Swingみたいな動きが好きなのかな?後転も出来ちゃうし、そのうち一緒にフロアをぶいぶい言わせれる日も遠くないですね、きっと。

Sくんはキレッキレのスーパーダンサーで、いつも最強のセッションをかましてくれるのでわたしもすごく楽しみにしているのですが、今日はちょっぴりスロースタート。あら珍しくゆったりだわん、と思ったけど、最後には1曲完全燃焼して颯爽と帰って行きました。かっこよすぎんだろ...

個人的にマイケルの曲がかかると「フォーッ!」っとなるんですが、それは利用者さんも同じなようで。あちこちでフォウフォウ聞こえてきます。いつもはゆっくり歩いているKさんも、スリラーがかかるとちっちゃくガォガォ。マスク越しにも分かるぐらいニコニコしながらゾンビダンスを披露してくれました。やはりMJは偉大です。

こうして前半にガンガン踊りまくってからの、ゆったりな木の葉ダンスタイム。これがすごいんですよ。ほんとにすぅっと、MAXの熱々エネルギーから涼やかな空気に変わるんです。流れる時間が、ゆったりまったりになる...水中を漂う葉っぱの気分で、ゆぅらりゆぅらり...踊る人もいれば、座って見ている人もあり。みんながそれぞれに楽しんでリラックスしているのが感じられる、穏やかな時間です。

ヤンヤンタンのウクレレを聴いている利用者さんたちの顔が頭から離れない。目を瞑って、うっとり、ゆらゆらしている姿が美し過ぎて。わたしも心のままにふわふわ歩いたり、ごろごろしたり。音楽と、人肌と、安らぎと。それだけ。それだけの、時間。幸せ。

毎回毎回真っ新で、無防備でプレーンな状態で向き合うこの時間。終わった後の家路は放心状態なんですけども、それがすごく心地良い。いつもたくさんのものをもらっています。ピュアで私利私欲のない、生き物として剥き出しな時間。なんて贅沢だろう...ほんとうにありがとう!!

色んなことが思い出されて、ちょっともう長くなり過ぎる予感しかなくて書ききれない。まことにとりとめないものになってしまいましたが、次回の訪問が待ち遠しいです。

そして明後日からはいよいよ、カンパニーの合宿が始まります!

楽しみで仕方ないですが、荷物の準備は、今のところ全く捗っておりません。
夏休みの宿題は、最後の一週間で泣きながら片付けるタイプです。

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