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はじめて絵を購入した話(4歳息子とお絵描き作品)

退院してからやりたかったことのひとつ。

乳がんの告知は受けていたけど
まだ入院する日が決まっていなかった
暑い日もまだまだある秋のはじまりくらいの時

家原利明さんの展示を観に足を運んだ。

展示があればなるべく家族で足を運んでいて
この時も3人で遊びに行った。

作品はとっても鮮やかで色々な色が混じり合って
色鉛筆でぐりぐりと塗っていると聞いて、
ますますその作品たちにじーっと釘付けになって観てしまう。

展示の仕方や開催される建物も素敵でいつも楽しく鑑賞することができ
次はどこでやるのかな、とまた行きたくなってしまうのです。

真っ赤っかだったり
電車が通るのが見えたり

家原さん、ご本人もとっても気さくな方で
顔を合わせるたびにお話ししてくれるので
なかなか会えない友達よりも近況報告している気がする!

もう2年も前になってしまったけど、
マンションを引っ越すときに
「家原さんの絵を購入して飾りたいんです。」
と伝えたところ、
「じゃあ〇〇ちゃん(うちの息子)と
 一緒にお絵描きして絵を描くとかもいいね!」

と半分冗談半分本気のような感じで話ししてくれたのが
わたしの心の中になんとなくずっと残っていて、

入院前の秋に会ったその時に
「息子と絵を描く話をぜひ形にしてみたい」と伝えてみた。

わたしの病気のことも“近況報告“していたので
「手術が終わって落ち着いたらぜひ!」と
快く受けてくれた。

丁度、夫も介護休暇で家にいるし
この退院後のこのタイミングしかない!と
メールでやり取りをして実現することができた!

詳しくお家に来てくれた時のことを家原さんが書いてくれているので
これ以上はわたしには表現できないのでリンクを貼ります。

息子のお昼寝から起きて家原さんがいないので、
「家原さんどこ?どこいった?」と聞くので
「え?家原さん?いた?」と答えると
「ええー!?いたよね?」と面白い反応をしてました。笑

息子が描いた下絵
太陽に向かって走る車

完成された絵をはじめて見た時、
家原さんの想いが感じれて、本当に嬉しくて嬉しくて
感動したのはもう言うまでもないです。

リビングに飾って今もたくさん元気をもらっています。

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