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仕事を道楽化したかったらポータルサイトを作るべし!!~幸せと友達と仕事を呼ぶ最高の宝箱への道(1)

私が最初に作ったポータルサイト「MR-NET」は巨大な リンク集でした。このサイトは2000年に作っている訳で、まだGoogleも表に出てきていなかったし、Yahooが主導権を握っている時代でした。

もちろんエムスリーもありませんでした。
そんな中で自分が仕事をしていく上でドクター達に「わお!」と言わせたいがために作った医療系サイトのリンク集からのスタートでした。

パソコン通信で医療系の掲示板を探っていくということを1992年ぐらいから始めていたので、それと同じような感覚でサイトを作っていく感じでした。

サイトはこの当時、眼鏡店を経営している友人N氏に作ってもらっていました。N氏は担当していた病院産婦人科のH部長に紹介してもらいました。

MR活動の中でインターネットの話をしていたら、「子供の幼稚園パパのつながりでこんな人がいるから紹介するよ」とつないでいただきました。

MR-NET

これが運命の出会いだったのだと思います。
こんな情報を整理して、ホームページで情報発信していきたいんだけどと話をするとそれを形にしてくれました。

大量の情報をまとめる作業って、ふつうはかなり面倒なことですよね。

でも、仕事で必要ならば先にやってしまって、あとは楽したいという気持ちで取り掛かったのと、情報をまとめているうちにだんだん楽しくなってしまい、色々と気づくことがあったのも良い誤算でした。

MR-NETの場合、最初は自分が仕事に使うために作って、便利だから同業種の友人にも使ってみないですかと提案しました。それで一気に1か月で500人ぐらい会員が増えたのは驚きでした。(最終的に登録者1700人ぐらいまでいった)

ここに来れば医療系のリンクが全部分類されて、掲載されている訳で情報を調べるのに便利と理解した人が集まったという訳です。でも、この時点ではまだビジネスになるとは思っておらず、お役に立てることをしようと思ってやっているだけでした。

MR-NETを作って、人が集まってきて、次に取り掛かったのがメルマガの配信です。

ちょうど、まぐまぐがスタートし、勢いを増す時期に重なっていたので、まぐまぐの使い方が上手な京都の紅茶専門店「セレクトショップ」の店主@中野さんが講師の勉強会に参加して、学ばせてもらいました。

セレクトショップ

ちなみにその当時の中野さんは立命館大学の大学生で、すでにメルマガだけで紅茶を月商100~200万円売り上げていました。

メールマガジンってこんなに威力があるのかと思い知らされた瞬間でした。
まだまぐまぐ初期なのに中野さんはどの曜日のどの時間帯に出すのが効果的とか、自分なりに分析をしていてさすがだなあと思った記憶があります。

MR-NETを作って、会員制にして、メールマガジンで毎日情報発信するという今では当たり前になっている仕組みを23年前に整えたということになります。

今でも同じですが、「他の方が面倒だと思っていることを解消するもの、使うと便利なものを作って、提案する」というのはビジネスの王道なのかなと思います。

これによって、広告の依頼が入るようになりました。最初はMRの人材紹介をしている会社からオファがありました。このお陰でMR-NETがビジネス化できると確信した訳です。

そして、23年経過した今でもMR-NETは存続し、SNSを中心に情報を出し続けているという訳です。(個人企業で23年間、ニッチな分野でのサイト運営を続けるのは結構珍しいケースだと思います)

次回はMR-NETの「医療情報情報提供から自己啓発支援への展開とフェイスブックとTwitterの開始について」を書いていきたいと思います。


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