【性癖】筆箱に詰まったストーリーを拝みたいので、妄想でやる。【青春】
初めまして、空ボーロという文房具のヲタクです。
突然ですが、学校生活で友達になんとなくやっていた行為はありますか?
おやつを一個あげてしまうとか、自分の椅子じゃなくて友達の席に座りに行ってしまうとか………たくさんありますよね
私が学生生活の中で一番友達にやった行為は、
「筆箱を覗く」です。
みなさんの周りにもいませんでしたか?
なんとなく机にやってきて筆箱をあさる友人
なんともない顔をしながらガチであさっていたのは私です。
「筆箱を見る」ということは、その人の小さなこだわりや好きなキャラクターなどの話題に転換させることができるので、声をかける手段としても、適正な距離を保ちつつできることなので、めっちゃオススメなんです。
そうやって人の筆箱をニヤニヤ漁り続けたペンポアサリストな私の手にかかれば、教室中の人の筆箱やメインで使っているシャーペンを認識するくらいは造作もないこと
文房具のヲタクにとって、学校などのパブリックな環境は最高な供給源なのです。
Q. 筆箱を覗いて一体何を楽しんでいるのか?
A. 端的にいうと「組み合わせ」と「使用されてる感」です。
勉強している過程やすり減っているシャーペンの塗装などを見て、どれだけ気に入って使っているかなどの「背景」を想像するのが最高なんです。
ポケモンバトルで例えると、ずっとメインに入れているポケモンやパーティをみて、どういう闘い方をして、どれだけそのポケモンを可愛がっているかなどに想いを馳せる熱烈なヲタクのような感じですね。
そんな私のルーティーンに危機が訪れました。
大学を浪人してしまったのです。
学校に通っていない私は人の筆箱を朝のあいさつがてら見ることができなくなってしまいました。
浪人生で塾にも通っていますが、同じ年ではない浪人生や形相がものすごい人だらけで、もう話しかける次元ではありません。
供給がありません。
もう限界です。
妄想の筆箱を覗いて、発散するしかない
____________________________開始__________________________________
私の妄想筆箱に思いを馳せる企画に、3人の友達が集まってくれました。
(妄想を語った人々)
友人の皆さんには
・使っている文房具
・その人の生い立ちなど(任意)
この2項目をお願いしました。
文房具の画像とともに人物を妄想していきましょう!
Hちゃんの妄想筆箱
この筆箱の持ち主の生い立ち
父の仕事の都合で幼少期はオーストリアで過ごす
ドイツ語日本語英語を自在に操る
日本に帰国後は音楽大学の指揮科に在学
大変スマート
黒髪。裸眼の視力がめちゃくちゃ良い。硬派。
白シャツを着ている
無地でスタイリッシュなものが好き
うるさい音&人はあまり好きではない
PCはMacBook Air
イヤホンはAirPods Pro(ノイズキャンセリング命)
トレビアン!!!!!!!!!!!!!
あまりのディテールにイラスト化してしまいました。
これは捗ります!!
Mちゃんの妄想筆箱
この筆箱の持ち主について
大学生〜社会人くらい
几帳面な性格
気に入ったものを長く大切に使う
ペンケースの中はなるべくコンパクトにまとめたいと思っているけど心配性でつい色々詰め込んでしまう
本が好き
文房具の色は基本黒・白・シルバーでまとめている
良い!!!!!!!!!!!!
またイラスト化、してしまいました…
だって目の前にいるんだもん
誰よりも圧倒的に優しい顔をしています。
これはまた素晴らしいですよ…
Sちゃんの妄想筆箱
Sちゃん「結構量が入るのに中身はスカスカです」
この筆箱の持ち主について
群馬県嬬恋村の農家に生まれた
自然に囲まれ高原野菜のようにすくすく育った健康優良児
大学生になって東京に越してきた
農大。黒髪。体型は太め。
アクティブだがスポーツは得意ではなく家の手伝いやらで自然と体力がついたタイプ
Tシャツにシャカシャカのジャージスタイルが多い
あまりキビキビ動くタイプではない
学食ではいつも肉野菜炒め定食を頼む
あったことある、感動の再会
Sちゃんの筆箱の持ち主について書かれた文章が、これまたよすぎる
モデルがいるレベルではありません。
います。私も会ったことがあります。絶対。
高原野菜のようにすくすくと育ったっていう表現、愛してしまう。
空ボーロの妄想筆箱
以上です!!!!!!!!!!!!
以上です!!!!!!!!!!!!!!!
以上!!!!!!!!!です!!!!!!!!!!!!
このペンの持ち主について
40代の西洋史の教師
独身・普通の体型・シャツにセーターやベストを着る
メガネ、天パ黒髪
ミニマリストではない、なんなら職員室の机はプリントでいっぱい
机の中にスタンプや赤サインペンなどが入っていて、それを使っている
もう筆箱でもないのでかましてるように見えますが、ちょっと挽回させてください。
<挽回>
Sちゃんの彼は文具に興味がない人ですが、こちらの場合は、興味があるが故なのです。
人1人にペン1本
まるでサトシとピカチュウのような完璧タッグ
それがどれだけのストーリーを生むか
妄想の幅はもはや無限大
使い込まれて柔らかくなったグリップ、赤インクがついてなんか汚れて見える軸
最高!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
1万で買います!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
感想はSちゃんに頼みました。
<Sちゃんの感想>
理解が及ばないっぽいですね
ありがとう
ここでもっと挽回する話を書いたのですが、普通に読んでいて退屈かと思うので省きました。
この企画を行った感想
まず今回、私のわがままに付き合ってくれた友人3人には本当に心から感謝しています。
やっぱり自分で考えるには自分の好みにしかならず、面白みにかけてしまっていたので、他人の恋愛観を聞いているようで非常にドキドキしました。
もっと彼らについて友達と話したくなりました。
もしかして、一番仲良くなるための会話って「理想の筆箱を共有すること」なのかも……..!?
これ、またやりたいな、なんなら同人誌にできちゃうな
本当に楽しかったです。
みなさんも妄想の筆箱を考えてみてはいかがでしょうか!
是非私に教えてください😁
長々と読んでいただきありがとうございました。
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