使うのはちょっと。
寒い日には恋しくなる鍋料理。そんな思いをこめた手ぬぐいで作った文袋。湯気もたって美味しそう。寄せ鍋かなあ、これは。
これを見た人は、まあ、お鍋ね、と笑顔になる。それを見てこちらはくるりと反対側を見せる。
ポケットになってるところは熱燗ですから、と。きゅーっといっぱい❣️いかがでしょう、と。
そしたら、まあ、面白い!とウケるのだけれど、続く言葉はいつも、でも、使うのはちょっと、だ。
ちょっと恥ずかしいと続くのだろうな。
たしかにそうかもしれないな、とは思う。つまりこれもずっと売れない組なんだろうな。
というわけで、この文袋に、今日、百万遍の手づくり市に行くあたしのお供をしてもらった。
これは大きいのでかなり荷物がはいる。まあ、働きものの袋だ。
肩に掛ければ鍋はあまり見えない。あたしはみせたかったりするのだが。
百万遍ではさとう植物店さんの素敵なお品を買い
山野草の小針さんのところでは黒龍を買い、友野さんのところでは予約したものを受け取り、おまけに素敵な帯をたくさんいただいた。
使うのはちょっと、なんて言葉を吹き飛ばし、これらをみんな詰め込める鍋文袋はほんに働きものだ。
えらいえらい。
読んでくださってありがとうございます😊 また読んでいただければ、幸いです❣️