気分を損なう食べ物

人工甘味料、特にアスパルテーム他にも数多くの種類が存在しますが、サッカリン、アスパルテーム、スクラロース、ステビアが今の食品産業で最も頻繁に使われている人工甘味料です。あまり知られていない化合物としては、エリトリトール、ラクチトール、マルチトール、ソルビトール、キシリトールをあげることができます。低カロリーで健康だと主張する食品で、砂糖の代わりとして、これらの甘味料が使われることが広まっています

しかし、これは憂慮すべき事態です。というのも人工甘味料はうつ病と関係していると考えられるからです。ある研究の結果、主にダイエット飲料を通じて人工甘味料を摂取する人は、ダイエット飲料を飲まない人よりもうつ病になりやすいことがわかっています。さらに悪いことに複数の研究を通じて、人工甘味料は脳にとって毒になることも実証されています。気分を調節する神経伝達物質の濃度を変えてしまうのです。

ダイエット効果を始めとする活動の人気ダイエット飲料に甘味料として使われているアスパルテームが特に有害であることが証明されています。2017年アスパルテームに関する複数の研究を再調査したところ、アスパルテームは脳内でドーパミンとノルアドレナリンとセロトニン、いわゆる幸せを感じさせる神経伝達物質の合成と分泌を妨げることがわかっています。

加えて、アスパルテームが酸化を引き起こすため、脳内でフリーラジカルと言う有害な物質も増えます。酸化とは化学反応のことでそれを通じてフリーラジカルなどを含む活性酸素種と呼ばれる特定の粒子が発生します。活性酸素種は不安定な分子で、細胞を混乱させる力を持ちます。 活性酸素種は脳内化学物質のバランスを保つ助けになるので、濃度が高くなければ脳にとっても重要です。しかし濃度が高くなれば、抗酸化物質とフリーラジカルの間のバランスが崩れ、酸化ストレスと呼ばれる状態が生じます。これが細胞の損失、さらには脳の損傷を引き起こし、脳が鬱状態に起こりやすくなるのです。


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