厄年に難を避ける法

厄年に大難の相のあるものでも、常に食におごらず、厳重に節制するものは、厄難を避けられる。人間は生後3歳までと41歳から43歳までが厄年である。厄年の難から逃れるためには、その3年前から自分の信じる神仏に祈念すべきである。その祈念には形式があり、自分の食のうち半膳を減らして、これを神仏に献じる。 最も実際に神仏に半膳を供えるのではなく、日々3度の食事の時に半膳を神仏に献じると思ってその半分を食べないのである。これを3年続ければ必ず厄災は免れる。3年これを続けるときは、短命は長命と変わり、貧は福と変わる。 また大食のもので大きな善事が近いうちに訪れるような血色や相が現れていても実現しないことが多い。しかし小さな善事は実現することもある。


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