ビタミンD

オーソモレキュラー医学入門より以下抜粋

ビタミンDは骨粗しょう症や癌の発症を予防し、また抗うつ作用がある。
ビタミンDは体内でのカルシウム吸収に必要なだけではなく、第一に、カルシウムを体内に取り込む為に必要である。骨粗しょう症のある大部分の人では血中ビタミンD濃度が低い。
カルシウムとともに一日800UIのビタミンDを摂ることで骨密度が高まり股関節骨折が43%も減少したという事が二重盲検で示されているそうだ。
高齢者がビタミンDのサプリを摂ると起立時や歩行時のふらつきがなくなり、そのために転倒しにくくなると考えられている。

肥満症にもビタミンDが有効である。肥満症の場合、皮膚で合成したビタミンD3を利用する能力が痩せている人に比べて半分以下しかな為、ビタミンDのサプリメント摂取が有効という訳だ。

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