身体をアルカリ性にする

私たちの身体を構成する細胞や、細胞を構成するミトコンドリアを健康な状態にすることで様々な不調や病気を予防できます。

身体が酸性に傾くと例えば以下のような兆候が表れます
・睡眠をとっても疲れが残る
・膀胱や尿道の痛みや、排尿時の痛みがある
・精神的な疲労や頭にきりがかかったような状態
・関節痛や筋肉痛がある
・皮膚の発疹、湿疹、ニキビ
・原因不明のストレス
・便秘や下痢を繰り返す

自分の身体が酸性に傾いているのか、アルカリ性に傾いているのかを知る最も簡単な方法はリトマス試験紙による検査です。
朝起床してすぐの唾液をリトマス試験紙でチェックし、ペーハー(PH)レベルを検査するのですが、リトマス試験紙はアルカリに反応する試薬と酸性に反応する試薬の二種類があるので、必ず両方の検査が出来るリトマス試験紙を用意する必要があります。
※リトマス試験紙はAmazon等ネットで探せばすぐに見つかると思います

もし身体が酸性に傾いている場合のアルカリ性にする為の方法は、体内から酸性物質を排出するアプローチと、体内にアルカリ性食品を取り込むアプローチの両方が必要になります。

まず酸性物質を排出する方法ですが、十分な水分を摂って尿や汗から酸性物質を排出するというものです。尿や汗から酸性物質を排出出来ているかどうかは唾液検査と同じくリトマス試験紙を使えば確認できます。

夏でも猛暑の日や熱帯夜の日以外はエアコン冷房をいれずに適度に汗をかく方が解毒にもなりますし、体内の酸性物質を排出するのに有効です。お風呂もいいですね。熱いお湯がいいという方とぬるめのお湯に時間を掛けてはいる方がいいという二つの考え方があるようですが、ご自身の体調(血圧など)を考慮して人それぞれの適温で入ればよいと思います。私個人的にはぬるめのお湯にゆっくりつかることでじっとりした汗をかいた方が体調が良いです(熱い風呂にはいるとさらさらの汗が出やすい)

冬など寒い時期はお風呂以外で汗をかく機会が減りますので、サウナなどを積極的に利用すると良いと思います。

アルカリ食品を取り込むアプローチですが、まずはどのような食材が酸性/アルカリ性なのかを把握しておきましょう。

アルカリ性食材の例
・にんにく
・ショウガ
・緑黄色野菜(きゅうり、ブロッコリー、ほうれん草、パセリなど)
・トマト

酸性食材の例
・お酒
・牛肉、豚肉、鶏肉
・コーヒー
・鶏卵
・魚
・穀物
・フルーツ(特に糖度の高いフルーツは酸性度が高い)
・加工食品全て(化学調味料や糖類が酸性)

食事は人間としての楽しみでもありますので、酸性に傾くからと言って菜食主義に徹するまでの必要はありません。ストレスを溜めずに現実的な食事を摂ってアルカリ性に傾くようにしましょう。具体的には、肉や魚を摂るときは緑黄色野菜を多めに摂るように心がければよいと思います。

万人向けではないかもしれませんが、食事以外でもアルカリ性に傾ける方法があります。
・重曹クエン酸水を空腹時に摂る
・二酸化塩素水の摂取

重曹クエン酸水については数年前から実践している人が増えているようですね。作り方はYoutube などでも沢山情報があります。
二酸化塩素水は次亜塩素酸水とは全くの別ですのでご注意ください(間違ってもブリーチを飲用しないように!!!)。マラリアなどに感染した際の安価な回復方法として海外では普通に情報があるのですが日本国内では限られたサイトでしか情報がありません。

身体が酸性に傾くことは癌発病に有利な体内環境になるとも言われていますので、週に1回はリトマス試験紙で検査したいものです。
私は毎朝チェックしています。PH7.0が中性ですのでPH7.5(アルカリ性に傾いた状態)が目指すPHです。お酒を飲んだ日の翌朝にチェックすると酸性に傾くことが多いですよ。


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