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i-001 小さな一歩を踏み出したら。      私に いま 起きていること。

大家になる前、なってから、そして今ここ

会社員時代、仕事の傍ら趣味活動にいそしんでいました。
そこで愉快なおじさんに出会いました。
そのおじさんに会うといつも
「やぁ、元気かい?」と声をかけてくれました。
そのおじさんの周りにはたくさんの笑顔と穏やかな時間が流れていました。
このおじさんから「愉快」を教わりました。

変化

世の中が変化する中、3.11が起きた年にこの愉快なおじさんは天国に旅立ちました。その頃、丁度大家業を継ぎました。当初、私は会社員から解放されたことが何より嬉しく喜んでいました。この後、修行とも言える日々を積むことも知らずに。

不動産業界への初めの一歩

すでに不動産業界には空き家問題がありました。それでも空地には新築が建つ、また、業界は荒くて怖いという漠然としたイメージが渦巻いていました。その中、試行錯誤しながら進んできました。業界経験ゼロの私がまずやったことは入居者さん、業界関係者さん、工事業者さんにこの愉快なおじさんから教わった「愉快」をふりまいていきました。挨拶をする、ありがとうと感謝を伝えるといった当たり前のことを心がけることからスタートしてきました。

「住まいの定義とはなにか?」

会社員時代にも心と身体のバランスを崩している方をみてきたこともあり「住まいの定義とはなにか?」というところに当初より着目して、心と身体のバランスを育む暮らしをかかげ活動を始めました。

気づき

これまでご内見や入退去を通じて様々な親子さん、それにまつわる方々とたくさん出会いを頂きました。その中である日、気づいたことがありました。        「大家業とは人生の節目に接する神聖なお仕事」と。          その後、「大家さんと話すと落ち着く」などとお言葉を頂くようになりました。

疑問

世の中も3.11以降、程よい距離感で人とのつながりがある暮らしが求められているように感じました。空き家対策を常に考えている中、私はこの業界で「従来と同じことの反復になんの意味があるのだろうか?」と疑問を感じ始めます。

ひらめき と 希望

同時にこの愉快なおじさんが登場しはじめます。だんだんとその頻度が増していきます。自分の空き物件を活用した「ワンダーランド計画」をひそかに思いつきます。今、ここ、「愉快なとき と 心地よい毎日を 過ごそう!」ひそかな希望が生まれます。

まとめ

人生という有限な時間
自分にとっての「愉快」「豊かさ」
ここに集う人たちが「選択」し、「心地よく過ごす」
そんな場を開いてみようと考えてきました。

小さな一歩を踏み出したら

これまで、バランスを図りながらほんとに小さな、小さな一歩を踏み出し、少しづつ実践?実験?挑戦?を積んできました。
そして、また新しい計画を企てています。これを書いている最中も愉快な時間になっています。小さな一歩がどこに、どこまで、つながるのかを楽しみながら。毎日、小さな一歩を自分で選択し、挑戦していきたいですね。皆さんもよろしかったら、いかかですか。挑戦はつづく…

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

2021.9.17


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