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はじめてのご近所さん

今の家に引っ越して来て早8年。
何となく雰囲気が好きだったからという理由で縁もゆかりもない場所に家を持つことにしたため、つい最近まで近所に知り合いという知り合いがいませんでした。

子がいない、ペットも飼ってない、お酒も弱いからと外食もほとんどしないしと、考えてみればそりゃーしょうがないといった感じなのですが、近くに気の合う人がいたらもっと楽しい日々を過ごせるだろうなぁーと思い、近所でいろいろおもしろいことをしている不動産屋さん主催のイベントへ思い切って行ってみたのがつい先日のこと。

いつも散歩の時に目にしていた、ちょっと風変わりな外観のビルでの開催だったので『中に侵入できるチャーンス!』とわくわくしながら自転車をかっ飛ばして会場へ。ビルの前に自転車を止め、風変わりな外階段を上っていくと、見知らぬ私でも笑顔で迎え入れてくれる人がたくさん。
シェアアトリエのお披露目会だったこともあり、そこにはモノづくりをしている人たちが多く集まっていて、話を聞いてるのも楽しい。あぁ…躊躇せずに行ってみて良かったなぁーと楽しい夜を過ごせました。


その日から数週間経ち、また何かの機会に会えたらいいなぁーと思いながら過ごしていた時。

「こんにちは!」

乗り換え駅でボーッと歩いていると後ろから聞き覚えのある声が。振り返ると、そのイベントの時に一番最初に話しかけてくれた人の姿がありました。

モデルさんをしている彼女は常にニコニコとってもチャーミングな人。あのイベントの後『また次も会えそうだよね』と周囲の人と私のことを話してくれていたそうで、帰りの電車に揺られて隣りで座りながら何気ないおしゃべりをする時間も何だかとっても嬉しい気分。

こうやって見知らぬ地だった場所が自分の『地元』と呼べるようになって行くのかな?その一歩を少し踏み出せた気がして、またちょっとわくわくしながら過ごしている今日この頃です。

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