イタイイタイはどこがイタイイタイなの?のお話

幼い子供は転んで泣いてしまうけどそれを母ちゃんが痛いの痛いの飛んでけ~なんておまじないを唱えてくれるが実際にそんなので痛いのが無くなる訳がないのは子供ながらに分かっていたけどそれでも痛いの痛いの飛んでけ~っていうテンション高めのかけ声に段々泣くのがバカらしくなってきてしまいにはちょっと笑えてくるからやっぱり母ちゃんの痛いの痛いの飛んでけ~は偉大だなって思い出してそもそも子供だって転んで本当に痛くて泣いている訳じゃなくて転んだっていうシチュエーションに泣いてるみたいな所があるからそういう意味でも痛いの痛いの飛んでけ~はアホみたいなおまじないだけどアホみたいだからこそ面白いのかもしれない
話は変わるが大人は転んで泣いたりしないから大人であってちょっとやそっとでは泣かなくなってくるけどもそれでも心は昔のままで体なんかは鍛えればどんどん強くなってくるけど心を鍛えるってのは中々難しいもので例え心が強くなったぜと思ったとしてもそれは自分の気持ちに嘘を付いたり誤魔化したりするのが上手になった訳で決して心は強くなっていないと思っているんだけどそれでもやっぱり泣き言ばっか言ってられないので心は泣いても悟られないように笑ってくってのが大人なんじゃないかと思ってだけどそうやって誤魔化すのが上手になればなるほど心は弱くイタイイタイになってくるのでそういうのを察するのも大人になってからは大事なスキルでだけどやっぱり相手も大人だからそういったイタイイタイを誤魔化すのも上手なのでそう簡単には分からないよななんて思うがそれでも分からないなら分からないなりに理解しようとするのが本当の優しさだよなと思うんだけどそれでも隠すのが上手い人は本当に上手いしそうやって何でもないように笑ってる大人ってのがかっこいいななんて思ってるのでだから今も尚平気なフリをしている君は……とてもかっこいいよ
まぁそんな事を言ってると大人は辛いよねなんて思うかもしれないけど実際にその通りなんだけどだから大人は酒飲んでもいいって事になってるのさ(まどかママ)

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