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【手帳術】 過去・現在・未来で切り分けたら、手帳使いが続くようになった(未来編)

毎年、元旦には「今年こそ手帳を使い続けるぞ」と心に誓うわけですが、高いこころざしも堅い意志も2週間もすぎると水に浸かったティッシュペーパー並みにヘナヘナになってしまいます。

年の初めの2週間ほどで自分の持続力のなさに打ちのめされるのも、私の年中行事みたいになっていましたが、「どうしてなんでもかんでも1冊の手帳にまとめなきゃならないんだ?」という疑問が浮かんで、「なんでも手帳に記す」ことを諦めたら、それほどの労力も努力も必要なく、手帳を使い続けられるようになりました。

私がやったのは書き記す対象を「未来・現在・過去」で切り分けたこと。
未来=スケジュール、現在=メモ/アイデア、過去=記録、と切り分けたら、何を手帳に書き記すか、手帳をどう使うかがなんとなく見えて来ました(あくまで私にとって都合のいい使い方として)。

スケジュールは紙に手書きをすっぱりやめて、スマホ+googleカレンダーだけにしました。

スケジュール管理でいちばん重要なのは予定を忘れないこと。予定を忘れないようにできるなら、紙だろうがデジタルだろうが、手のひらにマジックで書こうが、なんでもいいわけです。
私はスケジュールがぎゅうぎゅうになるほど忙しくはありませんが、中途半端に記憶力に自信があるので、自分の記憶力を過信して予定を飛ばしそうになることがありました。
その忘れっぽさをgoogleカレンダーはアラートでカバーしてくれますし、地図や電話とも連動できます。誰かが言ってましたが、秘書を一人雇っているようなものです。
こうした連動性は紙の手帳には真似できないことですから、予定を飛ばさないための道具としては、スマホ+googleカレンダーはかなり便利です。

手帳のカレンダーに手書きしてスケジュール管理をする方も多くおられますが、そうした方の中には「予定と実際の行動を比較したい」という理由で紙+手書きを選ばれている場合もあるようです。
そういう方は「予定通りに進んだ!」ということを喜べる羨ましい性格なのかもしれません。ただ、私はどうもひねくれているもので「予定は予定なんだから変更になるのが当たり前」と割り切っている節があります。

リスケになっても、新しいスケジュールが先に決まっていた予定ど重複しなければ(あるいは期限・納期に影響が出ないのならば)、予定が変更になっても全然OKですし、そもそも予定と結果を比較することもありません(予実対比をするのは予算についてだけ)。
1冊の手帳まとめるより、スマホでスケジュールをチェックする方がメリットが大きいですから、この先も手帳でスケジュール管理をすることはなさそうです。

「バッテリーが減ったら見られなくなる」という意見もきっと多いんでしょうが、今どきスマホのバッテリーが切れたら、スケジュール管理以前に友達や仕事の相手とのコミュニケーションが取れなくなって真っ青になるのは確実。
つまり、スマホのバッテリーが切れてしまうことは考えにくいと思います。
(災害等で充電切れになったとしたら、そもそもスケジュールがどうこうと慌てる余裕もない状況でしょうし)

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「To Doリスト」もgoogleカレンダーの「タスク」として常時追加すれば事足りますし、To Doリストとして表示もできます。
「紙の手帳に一本化」「紙の手帳で一元管理」という呪縛(呪いではないですね)から離れれば、googleカレンダーはスケジューラーとしては十分な機能を持っていると思います。
少なくとも予定を飛ばしそうになって冷や汗が流れることはなくなりました(笑)

(次回は「過去編」をアップします)

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