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『鶏卵アキタフーズ』はワイロ確定。 『牛』も、中国への輸出解禁で贈収賄疑惑。 (ほぼクロ) 巨大すぎる利権の裏には、あの『大物政治家』の関与。  ニューソク通信社 須田慎一郎

「アキタフーズ」 現金提供と、(あの大物政治家)との巨大な「贈賄疑惑」発覚!

鶏卵業界から、「高級ブランド牛」の中国がからんだ巨大なる『利権』の「贈収賄疑惑」まで、もりだくさんでやっていく‼️

便宜供与 ‥ (べんぎきょうよ 他人のために物や利益を提供したりして特別なはからいをすること。)
請託 ‥   (せいたく 特別の計らいを頼み込む、情実的な依頼。)

https://youtu.be/g8EYA_NS0qk

2020.12.17

須田慎一郎氏より以下文↓


『 吉川貴盛 』(よしかわ たかもり 元農水相大臣)氏めぐる、「贈収賄疑惑」

農水大臣時代に、

大手の「アキタフーズ」から500万円を受領し、

見返りとして
『鶏卵業界に対して、便宜供与を図った』
あるいは
『鶏卵業界から「便宜供与」をはかるように要請(請託)が行われた。』

という疑惑が発覚した。


そして、
もう一人の農水大臣が、『「数百万円」というお金をもらっていた』という疑惑が急速に浮上してきた。

『 西川公也 』(にしかわ こうや 元農水相大臣)氏めぐる、「贈収賄疑惑」

「アキタフーズ」より、数百万円をもらい、鶏卵業界に「便宜をはかるように要請(請託)が行われた」疑惑が浮上してきた。


‥‥

『 吉川貴盛 』氏の「500万円授受」疑惑について

「アキタフーズ」の元代表が、東京地検特捜部に供述しているので、「現金が送られたことは、ほぼ間違いない。
(確定です。)


資金提供の主旨は?

鶏卵業界は、「動物の飼育環境にともなう※『 国際基準の適用 』」の高まりを受けている。

※(飼育動物とはいえ、家畜であるにせよ「虐待は許さない」というもの)

ところが、「『巣箱』を作らないといけない」、「○○を、経営者の中にも作らないといけない」等々の細かい決まりがある。

しかし、そんなことをやっていたら、とてもじゃないがやっていけない。
卵の値段がどんどん高くなる。

なんとか、その辺りの基準を「緩和」してくれないか、という要請を『吉川氏』(当時、農林相大臣)に行った、ということ。
請託がおこなわれた。

これは、『農林水産大臣』のときのことなので、(国家公務員であり)「職務権限」がある。なので、

1. 金品の強要
2. 請託
3. 職務権限

のこの3点セットで『贈収賄』が成立します。


(疑惑が浮上したら、『 吉川貴盛 』氏は「不整脈」を原因ということで、緊急入院されたが‥。)

この国会会期末に、急速に浮上したこの疑惑によってわかると思いますが、

これが基本的な「疑惑の構図」です。

‥‥

この『基本的な疑惑の構図』が、もっともっと大きくなったものが、私が取材したもの。

この2人(『 吉川貴盛 』氏、『 西川公也 』氏)はどちらも『元農水相』であり、さらにどちらも、

『 「志帥会(しすいかい)」※二階派 』の『事務総長』でもありました。(時期は違うが)

(「事務総長」とは、その「派閥」の『裏の仕切り役』です。)

2人とも『二階派』の国会議員だった、ということ。


『二階派』、『農林水産大臣』、『汚職』という共通点から

「偶然」、というのにはできすぎている、

何か「ウラ」があるに違いない
・ 「東京地検特捜部」も他の「疑惑を追いかけている」に違いない

と思ったので、「その背景には何があるのか?」を、一週間をかけて徹底取材をした。

すると、とんでもないことがわかった。


‥‥


『 西川公也 』氏は、「安倍政権」時代から『 内閣官房参与 』を拝命していた。

「菅政権」においても、『 内閣官房参与 』を続投したというのは、『 西川公也 』氏と、『 飯島勲 』氏の2人だけ。
(ここで、飯島氏の名前を使うと、「一緒にするな」と怒られそうだが‥)

この2人しかいない。


なぜ、『 西川公也 』氏が、続投したのか?

その裏には、『二階氏』の存在があります。

『二階氏』が、菅総理に、強烈に「プッシュ」をして、『 内閣官房参与 』の続投が決まった。


では、『 西川公也 』氏に、「どういう仕事をやらせよう」としているのか?

まず、
(「安倍政権」からの「継続案件」である)

「中国に対する、日本の農産物の輸出を促進する」

こと。

中国は、

(BSE関連で)日本からの牛肉の輸入を、2001年からストップ。

● 2011年3月11日の「東日本大震災」にともなう、福島第一原発事故をきっかけとした(東京を含む)10都県の農産物の輸入をストップ

という措置をとっていたのだが、

そのあたりでの、中国にとっての「 輸入『 解禁 』」(日本にとっては、輸出解禁)が一つの大きなテーマとなっており、


そして、その事務方をつとめていたのが、『 西川公也 』氏。(「実務担当者」として)
(そして、全体を「取りまとめていた」のが、『 二階幹事長 』。)

私が確認したところによると、(輸入解禁するために)『 西川公也 』氏はすでに8回程度、中国に行き、「交渉を」進めていたということだが、ただ、それだけにとどまらない。

一番の『コア』(目的)は、「2001年から輸入がストップしていた」『日本産の牛肉輸出』。

2019年12月22日
中国が、日本からの牛肉輸入を解禁

この背景にはもちろん、二階幹事長には、中国からの「猛烈プッシュ」があります。(大きな働きかけ)があった。

その「実務担当者として」、中国に『頻繁に』往来して、その交渉の任務に当たっていたのが、『 西川公也 』(当時、内閣官房参与 )氏。

2018年11月 「 日中外相会談 」で、ほぼ「日本牛肉の解禁」が決まったが、「正式決定」されたのが、2019年12月22日だった、ということ。)


「牛肉」事情に関して、中国の状況

中国での「牛肉」の「消費量」は、年々、『拡大』の一途をたどっている。

2006年  574t
2017年  793t

アメリカでは、「1,205t 」 (アメリカはもともと、世界1の牛肉消費量の国)

今中国は、世界2位の「牛肉消費国」。(伸び率では、世界一。)

「牛肉輸出業界」にとって中国は「宝の山」であったのは間違いない。


どこに「疑惑」がつながっていくのか?

『 西川公也 』氏の地元は「栃木県」。

『 西川公也 』氏は、栃木県「選出」の「国会議員」です。
(今は、落選中)

2020年4月1日、栃木県に、「とちぎ食肉センター」が開業された。

栃木県というのは、(あまり知られていないかもしれないが)畜産県です。
有名な「大田原牛(おおたわらぎゅう ※高級牛肉で、とんでもなく高い)」に代表されるように、
栃木県は、「高級牛肉を生産する」という風に言われていて、そうした「特徴がある県」と言われています。

そういった県でありながら、「(海外への)輸出をどんどんやっていきたい」、と目論んでいる。

それはそうだと思う、日本国内のマーケットはどんどん「縮小傾向」にあり、その活路を海外に求めていくということは誰しもが考えること。
「高級ブランド牛」を生産している「栃木県」としては、経済成長著しい「中国への輸出」というのを、かねてから熱望していたわけです。

そういった中で、「(中国への)輸出解禁」が決まれば、「栃木県」がいち早く、「中国への輸出」へこぎつけることができる、ということで「とちぎ食肉センター」の開業が決まった。


「HACCP」(ハサップ 国際安全基準)

この「HACCP」に「合致」しなければ、「輸出」はスムーズに進んでいかない、ということがある。

「栃木県」には、「HACCP」に合致する「食肉処理センター」はなかった。
なので、近隣の群馬県に持っていくなどして、処理をしていた。

それが、(栃木県に)「初めて」開設したのが、2020年4月1日。(「とちぎ食肉センター」。)


これでいよいよ、(栃木県は)「牛肉輸出」に「ハズミ」がつく、となった。


2019年6月28日
栃木県の『 福田 富一(ふくだ とみかず)』知事が、『 吉川貴盛 』(当時※ 農水大臣)に、「陳情」を行っている。

その仲介を行っていたのが、『 西川公也 』(当時※ (安倍)内閣官房参与)。

『 西川公也 』氏が仲立ちをして、『 福田 富一 』知事を、『 吉川貴盛 』(当時 農水大臣)のところへ連れてって、「(ワイロを渡すので)よろしくお願いします。」という形で「陳情」を渡す、というセレモニーが行われた。


‥‥‥‥

この辺りでだいたい分かっていただけたと思うが、

この「とちぎ食肉センター」の開業にあったって、地元の「牛肉業界」、「畜産業界」が「出資」をしたりして「積極的に」関与していた(中には「JA」なんかも含まれる)のだが、地元にとっては「悲願」だった。

そういった動きが行われていて、「牛肉輸出の解禁」が行われれば、「栃木県」大きな「メリット」をもたらす。
つまり、「栃木県の牛肉」について、『特別扱いしてくださいね』、そういった「陳情」(要請)が行われていた、ということ。

「中国に輸出する」のであれば、数ある食肉の中で、『「栃木県産を」優遇してくださいね』という陳情が行われていた、

当然、そこには『 金が動く 』。

当然そこは、『「二階派」の牙城 』。

中国に「太いパイプを持っている」『 二階さん 』でなければ、手掛けられない「仕事」であろう、

● 『実際に、お金が動いていた』
● 『実際にアクションを起こした』
● 『吉川氏、西川氏に、「職務権限」はあった』

これらがそろっているので、ドンピシャ。

二階派の「対中人脈パイプ」、これを活かしてやったこと。

『 西川公也 』氏だって、「選挙区にいい顔したい」というのはあったであろう。『西川』氏にも「数百万」のお金は(確実に)動いていたと思う。

(「中国輸出」が決まれば )莫大な『利権』が手に入る。栃木県にとって見れば、「数百万」というお金は、『先行投資』みたいなもの。

もう一度いうが、

● お金が動いた
● (実際)動きがあった

ということ。

‥‥‥

今回のことは

鶏卵業界をめぐる小さい『 贈収賄疑惑 』でおさまらず、
(場合によって、展開次第では)『 二階氏も関与する 』巨大な疑惑に発展するのではないのか、と思う。


ちなみに、

↑(上記)これら動きについては、「東京地検特捜部」も把握しているよう。

これからの「捜査の動き」に、要注目。

外国(中国)が関与している疑惑だけに、「捜査」がスムーズにいくことは限らない。
しかし、状況証拠的には、「グレーを超えている」のではないかな、と思う。

いずれにしても、「畜産業界」というのは、「こういったことがあっても、おかしくない」な、と思う。

なぜ「落選中の」国会議員(前職※『 西川公也 』氏)が、「わざわざ」、『 内閣官房参与 』(前)にされて、
「菅内閣」でも続投したのか‥

不思議です‥

あまり例がない‥ 「農水相」の前職が、「内閣官房参与」なんて‥


それには「何か理由があったんだなぁ〜」ということが、透けて見えてくるのではないか、というそんな気がいたします。

ということで、まだ「新聞」や「テレビ」が報じていない、新たな『疑惑』についていち早く報告をさせていただきました。


‥‥‥‥

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