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日本を侵略したい共産党  『不武装中立』の罠   武田邦彦氏

日本を侵略したい共産党 不武装中立とは?     2017.12.6

https://youtu.be/ynGlJ3L3fIc

日本の報道は自由なようで自由ではない。それは自主規制が厳しいからである。
記者は知っていることを書かない。そして私たちに大きな疑問を残す。
テレビを見ても新聞を読んでもどうも本当のことを教えてくれていない。

国家の委員会を出ている時に、隣の人が「先生、実は‥」と一番重要なことを教えてくれたりした。
それはいわゆるエスタブリッシュメント(力があって金を独占している人たちの間の秘密)であって、それは国民に知らせない(差し障るということ)。
その人たちは「いろんな見方があるので‥」というが、重要なことは国民に知らせないことは徹底的に日本のマスコミの中にはある。

非武装中立

左翼の人たちが終始戦後言ってきたのは、「憲法9条を守れ」「自衛隊は違憲である、もしくは持ってはいけない」「アメリカ軍は出ていけ」←今でも沖縄はそう言っている。
あたかも日本の平和を求めている「ように見える」

私も高校生くらいの時にはこれを聞いて「そりゃあやっぱり、永世中立、非武装中立がいい、自衛隊もいらない、アメリカ軍もいらない」と思っていた。
しかし逆の人たちの、ちゃんとした主義・主張があると長じてわかってきた。

大東亜戦争の前にコミンテルン(世界の共産党の中央部、アメリカではコミンテルンのスパイが戦後随分自殺したりした)が色んな動きをした。

それはある意味で正しいのか。共産主義は「自分たちが絶対正しい」と思っている。
中国とか、北朝鮮の指導部を見ればわかるが「裁判にかけなくても人を殺していい」と思っている。
かつてスターリンをシベリア送りにしたこともそうだ。

「自分が正しいと思えば正しい」←これが共産主義の基本的な思想である。
「世界中は共産主義であるべきだ」と考えている。
社会党もちょっと前までは「北朝鮮は地上の楽園だ」と言っていた。
今の北朝鮮を見て「あれが地上の楽園か」とは私は思えないが、そういう考えもある。

そんなに強く思うなら、共産主義の国に移民すればいいと思うのだが、そうではなく自分の国を共産主義にしようとする。その計画部隊がコミンテルンだった。
コミンテルンの考え方は非常に簡潔で、「共産主義が最も良い、従って世界中を共産主義にする」ということ。
しかし、自由主義の国、資本主義の国が力があり、すると言ってもすぐに革命(暴力革命)が起こる訳ではない。まず自由主義の国、資本主義の国を疲弊させなきゃいけない。そのためには資本主義国同士で戦わせなければならない。
その罠にハマったものの一つに日米関係がある。

戦争が起こった1/3くらいの理由は、コミンテルンが日本とアメリカを戦わせる必要があったということ。アメリカはあまり疲弊しなかった、イギリスはだいぶやられた、フランスもやられた、日本もやられた。イギリスとフランスは戦勝国、日本は敗戦国というが、コミンテルンの言葉を借りれば
「戦えば、どちらも疲弊するんだ」。つまり、コミンテルンにとっては戦勝国、敗戦国は関係なくて、目的はどちらも疲弊させることが必要だった。

そのあとコミンテルンが暴力革命を起こした。
ところが日本では共産党が暴力革命を起こそうとしたが、すぐにはうまくいかなかった。
アメリカ軍が駐留してしまったし、レッドパージなどもあってやられてしまう。

自分たちだけが立ち上がってもダメだから、まずは「アメリカ軍出ていけ(サンフランシスコ平和条約)」、そして「憲法9条を守れ」そうすると日本は非武装(無防備)になる。そうして共産党が蜂起(ほうき)する。(暴力革命を始める)
そしてあさま山荘事件みたいに立てこもる。それでもそんなにすぐには勝てないだろう。

そこで、中国共産党か、ソ連に応援を求める。そうすると共産党は「世界中が共産党になる方がいい」という信念に燃えているので、日本に入ってきて(まずは侵略しない)日本で蜂起している共産党や社会党を連携をして援助をする。そのころは冷戦時代なので、そうするとアメリカも入ってきて、日本の中で戦争が起きる
そして朝鮮戦争みたいになって、押したり引いたりする中で、おそらくは北海道はソ連、本州はアメリカ、九州は中国共産党になると推測する。

そして分割会議が行われ、停戦になって、私の推定では死亡者は400万人くらい。
大東亜戦争の死亡者は310万人なので、同じような犠牲者を出して日本が分割される。
それが左翼の人の本当の狙いであり、非武装中立の真なる意味である

‥‥‥

今まで私はいろんなところでテレビに出るようになってから左翼の方に一つ一つ質問をしてきた。
「この時に社会党はどう考えてたのでしょう?」「この時に共産党はどう考えてたのでしょう?」
と聞くと大体の人はご存知だった。
色んな質問にみなさん「いや、これはこういう目的があった」と教えてくれた。
「それはそれは、全然表に出来きてませんね?」というと、
「それは表に出すわけには‥。
平和を守るとは共産化するということ。共産化するには戦いが要るので(そうなれば)もう一度、内乱(内戦)しなければいけなくなる。」と言われる。

太平洋戦争・大東亜戦争を始めたのはコミンテルンであることもあまり大っぴらには言わない。

共産主義を信じてる人は、「共産主義国家になった方がいい」ということを本当に思っておられる。
これはこれでいい。
それは良い悪いではなく、別段その人の主義・主張なのでダメなことではない。
イデオロギーでいえば、今、共産主義資本主義の二つがある。(社会主義と言ってもいいが)
共産党(社会党はなくなってしまったが)がちゃんと選挙に出ているということは、一つの思想であり、考え方の違いであるといこと。陰謀でもなんでもない。

ただこのことが、非武装中立とは日本に内戦が起こり、日本の半分くらいが共産主義になり(つまり、北朝鮮や韓国みたいになる)‥ということが(左の人の)希望だった、になる。

東大の教授もそういう考えだった。(東大の教授はほとんど左だった。)
現代の左の人が、今から考えて、まず、アメリカと日本が戦って両方とも疲弊し、とくに疲弊した日本を非武装中立にし、無防備になったところで共産革命を起こし、共産主義国家にする、ということを知っていたのか?

少なくとも私は知らなかった。私は若いころ、憲法9条を守れというのは「平和を守れ」という意味だとずっと思っていた。
現在沖縄の人も、ぼちぼちだが、「アメリカ軍出ていけ」と言っている人たちが、本当にそうなったら沖縄は中国共産党のものになるだろうと思い始めている。

中国共産党はそのことを大っぴらに言っている。別に隠してはいない。
ちゃんとした新聞(人民日報)に「沖縄は中国の領土である。」と言っている。
「非武装中立にして戦争をし、そして中国が乗り込んで中国共産党にするのが理想である」
公表もしている。
それを私たちが知らなかったのは、日本の新聞が教えてくれなかったからです。

あさま山荘事件
1972年2月19日から2月28日にかけて、長野県北佐久郡軽井沢町にある河合楽器の保養所「あさま山荘」において、連合赤軍が人質をとって立てこもった事件である。
これは、日米安保条約に反対して武力行使に出ていた新左翼組織「連合赤軍」が、警察の捜査から逃げていた最中にこの保養施設に迷い込んだことから発生した。

犯行グループは「連合赤軍」と呼ばれる左翼組織の構成員であり、これまでも銀行や鉄砲店を襲撃するなど数々の犯罪行為を繰り返し警察当局の捜査から逃れていました。
この事件の直前まで、群馬県の山岳地帯を当初29名で逃走していましたが、8名が逮捕されたほか、
4名が逃亡、12名が「総括」と呼ばれるリンチの元に殺害されています。

連合赤軍‥ 日本共産党(革命左翼)神奈川委員会と共産主義者同盟赤軍派が組織統合されてできた組織

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