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マリッジストーリー 家族愛の強さ

この画像を見て分かる通り、家族愛を表現した作品ですが、離婚問題を取り上げています。
離婚するにあたって、どちらが子供を育てるのか、親権を争いながら2人の関係を描いていきます。
この画像に反して、シリアスなストーリーになっています。しかし、この夫婦の仲は良く温かな気持ちで観れるでしょう。そのギャップによってより深く、より考えさせられます。
この映画のテーマは家族愛です。
私は家族を持ったことがないので分かりませんが、この映画を通して、家族愛の強さを知ることをできました。


ネタバレとなりますが、

結局、この夫婦は離婚する事になってしまいます。離婚する理由を述べるのに結婚生活での不満や怒りを言い合います。また親権を争うにあたって、裁判沙汰となり、ドロドロな関係へとなっていきます。
しかし、この夫婦は普通に会い、夫婦らしく喋ります。結婚相手としては嫌であるものの、初めの手紙の内容から分かる通り、尊敬し合っているのだと思います。また、この夫婦が仲が崩れない理由として、子供の存在が欠かせません。親権を争うにあたって、子供と過ごした時間が重要になるようです。なので父親は
ロサンゼルスとニューヨークを行き来して、子供に会いに来ます。この映画のMVPは、子供(ヘンリー)だと思います。ヘンリーは素直で、めんどくさがりやですが、親の事を聞いてくれます。とても愛らしい子供で、ハロウィンでも友達の家族と遊ぶ予定でしたが、父親に付き合ってくれました。また、父親はヘンリーが好きで、どんな遊びにも付き合っていました。この夫婦に子供がいなければ、関係が悪くなった時すぐに別れていたと思います。

最終的には離婚を取り消すのだと思っていました。しかし、そのままエンドを迎えます。
最後別れるシーンでニコールはチャーリーの解けた靴紐を結んであげます。解けた2人の関係を結び直す、再婚するという事を意味しているのだと思いました。