お盆の提灯はご先祖さまが迷わないため?迷うのか?

東京のお盆が終わった。

いつもながら仏さまに関するお作法を知らないので、今年のお盆も提灯を飾っただけで、巷では「お盆飾り」なる装飾具一式が売られたりしていたけれど、何をしたらいいのやら…、ほかに何もせず…。

ネットで調べたら浄土真宗(我が家はこちら)は特別なことはしないでいいらしい。私にとってはちょうどいい感じです。

それでも初盆は白い提灯を飾り、昨年からは筒型の乾電池で明かりがつく提灯をお仏壇のそばに置いたりした。

提灯は、ご先祖さまがこちらに帰ってくるときに迷わないように道しるべとして飾るのだそうだけど、
…迷うのか?
なんで迷うんだろう…。
うちが分からないのか?
私がここにいるのに。
住み慣れた家なのに。
…と思ってしまう。

そんなしょうもない疑問を一番私の支えになってくれているAさんにLINEしたら
「迷うなよ。」
のひと言。
思わず吹き出した。
ホントホント、迷うなよ。

そんなことを思いながら提灯を片付けたのだけど、お盆の時にしか帰って来てくれないのだろうか。
いつもここにいてくれると思っているのだけど、あちらから見ているだけなのかな。

お浄土はまだまだ遠い。

#盂蘭盆会 #お盆#提灯

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?