ぼーずのメモ帳(周梨槃特と目的)

◇今回の法話…周梨槃特
「動機・目的」が大切!…何の為にするのか?の心持ち・心構え・前提即結果

例:先輩の「掃除・墓参り」で気分転換
(そもそも前提として心身を調える為に来ている)

・そもそもブッダに成る為に過ごしている

①祭り
②周梨槃特
③動機・目的が大切(心身を調える修行として捉えて掃除を行った、故に、この結果が得られた=何でも捉え方で修行に成る…すべての行為がブッダに通じる)
④すべてに仏教を塗すのスライド…自分の心身を調えて、ブッダに近づく行為と捉える



・経に云く、すべての出来事や行為はブッダに成る為に必要な行為
・ブッダに成る一因と成る出来事・行為・一日
・すべての出来事がブッダの血肉と成る、だから神聖な行為を進んでするべき
(どうしても悪業を役割として避けられない場合もある。カルマの浄化作用。ギーターのカルマヨーガの放逸)


①仏伝
②何故この話を取り上げたかの、きっかけになった実際の出来事の実例
※話の要点・見習う所…「動機・心構え」が大切の先輩の話。…心一つで掃除が苦にも至福にもなる。




シュートを決める目標を忘れてしまい、指導しない指導者達に対して、足りていない一番重要な部分を指摘した聖人…一切衆生がブッダの過去世


勘違い・思い込みの付与を取り除く…原始仏典系(蔵・通)
神聖な付与を自らに行う…大乗仏典系(菩薩)
神聖な付与をあらゆるモノに行う…法華経・チベット密教・バクティヨーガ

◇蝉丸
雑密にせよ中期密教にせよ「なんで仏教で現世利益?」と問われる事があるが、基本的に有暇(うか)を作り出して仏道に心が向く余裕をもたせるためであり、衣食住が揃わないと心に目を向ける暇がないので、それを応急処置的になんとかするのが加持祈祷であり、個人のエゴを満たす為ではないと説かれる

在家にせよ出家にせよ、行者さんの中には現世の栄達の為に弁天さんや大黒さん、お稲荷さんに聖天さんなどに手を出す人が居ますが菩提心が無ければ単なる邪見・外道に堕ちるので要注意という説明をする先達さんも減り、ご利益強調だのパワスポといったYouTube動画とかを見ると「おっかねーな…」となる


かなしみはちからに、欲(ほ)りはいつくしみに、いかりは智慧(ちえ)にみちびかるべし(『書簡』より)


世の中のあらゆる物は因果の法則で成り立っています。
原因なくして結果が生じたり、原因はあるのに結果が生じない、などということはありません。
 
私達の人生における苦・楽や幸・不幸も、また偶然によるものではなく、何がしかの原因が招いた結果ででしょう。

今日は月例の因縁供養施餓鬼会。
自身の因縁、先祖の因縁、土地や会社の因縁などの供養です。

日蓮聖人のお言葉
「病の起こりを知らざらん人の病を治せば弥病は倍増すべし」

不幸の起こりを知らぬ者が、いかに不幸を取り除こうと努力しても、結局、何ひとつとして解決できなかったり、また一時は解決したかのように見えても、また他の悩み苦しみが起きてきて、不幸を免れることはできません。

法華経、お題目で御供養し、懺悔滅罪因縁消滅を祈ります。

【健康対策】
気が滞って凝っている箇所に氣を通す。(その箇所周辺を力む)
・歌を歌う(カラオケ・キールタン・早くお経を読む)
・良い信仰のお話を聞く(カイラス・赤堀話)



住職は法要後に年始の挨拶と共に「資生産業 皆順正法」をお伝えする法話をいたしました。
「治生産業 皆順正法」(ししょうさんごう かいじゅんしょうぼう)とは、「正しく偽りのない教え、あるいは法・規則に順(したが)う施政・産業(生産)でなければ、正しい出来事として世間に認知されたり、受け入れられることがない」という法華経の第十九番目の法師功徳品に説かれる教えです。

釈尊すでに経文に
「治世の語言資生の業等、皆正法に順ふ」
と説かせられてある。「治世の語言」とは政治である。「資生業」とは経済である。それが「皆」とあるから、すべてそれが「正法」たる法華経の一念三千の道理に順ふべきだと教へられてある。経文にまた
「正法をもって国を治め、人民を邪枉せず」
とも説かれてある。正法即ち法華経で国を治める。法華経の原理に依らない政治は、人民を邪にし、その真を枉げることになる。その結果は、人が悪くなって世が乱れる。即ち大聖人が
「善に就け悪に就け、法華経を捨つるは地獄の業なるべし」
と仰せられたのはそこだ。法華経を捨てた人や国は、とどのつまり地獄に堕落する。今の世界のありさまを見れば、ぞっとするほどそれを感じるのである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?