ボーズのメモ帳(必要な事を話す)

明確な相手や対象がある具体的な行動を欲するのは意義がある。

明確な対象がなく、ぼんやりとこう言う事がしたい、というのは只々欲求が盛んなだけなので、よろしくない。

話したい
教えを語りたい

例:常不軽菩薩⇄熱中系オタク
(相手が明確である⇄見境がない…語りたいだけ)

例:失敗…何となく、仏教の話がしたい(相手も、内容も、目的も、対象も、散乱している)
自分のした事に対する慢心がある。
自分で自分を讃えたくなる欲求。
自分の成就した事を伝えたくなる欲求。

例:日蓮聖人の念仏指導者批判⇄後世の只々見境の無い無作為の批判

・自分が話したい事を話を聞くに適していない聞く体制が出来ていない人に対して話すことは、「突然の夕立ちの大雨」の様なもの。
…むしろ困るし、雨水という利益を受けてるとしても、むしろ避けるし、利益と思えない。
(これを思うのが転重軽受・忍辱波羅蜜)
…薬草喩品の三草二木の法雨は穏やかに適して降る。
…むしろ、相手が何を得たいのか?に寄せる。

基本的に「話したい事は何もない」位が丁度いい。相手と環境と時に応じて、出て来るものです。
「必要なこと」を話すのがベスト!
…自らがブッダの過去世と自覚して、修行の道を選ぶ様なこと、が「ブッダの望む必要なこと」

例:序品第一、如是我聞〜
対機説法、応病与薬、必要な事を話す

不要な事を話してしまう事で、自らの不要な内心を知る(慢心・執着・嫌悪)
…焼き尽くし、けづり取る、仏像に彫刻する
…酔ったり、乱雑な環境だと、出てないモノが滲み出て、調理出来る。

相手がいない説法はあり得ない

一切皆苦が何故起こるのか?→対策①理解して避けて善行を積む②解脱して輪廻転生の業の往来から降りてブッダに成る

妙法蓮華経に帰依してるんだから、疾くブッダに成る為に必要な事が、シッチャカめっちゃか起こって、苦悩して超えての繰り返し。
…仏法の鏡は過去の業因を現ず
…転重軽受(佛道修行の道程として業の報いをシャカシャカ受ける・浄化昇華作用・現象が応動する)

基本的に修行者は死にたがり、死ぬ前にこれだけは伝えたい、これだけはしたいというスタイル。

・無所得を以て方便と為し、無上第一義の為に金剛不壊不退の心願を発こす。
・我が為に仏を作る勿れ、我が為に経を写す勿れ、我が志を述べよ
(私の志・目指す処を伝えなさい。私の精神を伝えなさい。ブッダの境地)

《業ごうとは》
同じ水を飲んでヘビは これを毒にし
牛はこれを乳にする これが業というものだ
…例:雨水→生き方の喩え(佛法・カルマ→煩悩・ダルマ)

◇対機説法
「話したい事」を話すのでなく、「必要な事」を話す。
…「真理」かつ、相手に「利益」がある話。
…相手が好むこと、好まないこと、は判断基準ではない。

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