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「しぜん」を一年やってみて。【手探りの自然体験】

今日は選択プログラムの「しぜん」の日。
今回は参加者が少なく9名。
少人数で箕面の山登りを楽しんだ。

実はこれが、今年度最後のしぜん。なぜか、あんまり最後感はなかったな。
今年の初めに前任の人から、自分に「しぜん」の担当が変わったわけだけど、最初は不安しかなかった。(てか、今も毎回不安はあるけど)

自分は、大学のときにキャンプの企画運営を4年間してたから大丈夫だろうと引き受けたが、よく考えたら、自分のとこの団体はキャンプでレクリエーションばかりやっていて、ゲームのネタはたくさん知っているけども、自然体験のことについてはなにも知らないという状況だということに気づいた。

自分にできることは自然の中で一緒に遊ぶことしかできないなと思い、基本的には自然の中でただただ遊ぶような活動を1年やった。
(中には、フィールドビンゴみたいなものをしたり、外部にお願いして自然クイズみたいなものをやってもらったことはあった。)

そんな一年の活動を通して気づいたことをざっくばらんにまとめておこう。

・小学生の子は自分たちで、自然の中での遊び方を見つける。
小学生の子はこちらがなにもしなくても、たくさんのことを生み出していく。
石を削ってヤリを作ったり、ススキを使って紐みたいにつかったり。木登りも勝手に始めるし、茂みの中にもガンガン入りたがる。

「その場で起こること」を大切にしていたら、自然と触れ合えてたなというのが素直な感想。
そして、そういう時間はすごく楽しいし、子どもたちもイキイキしているように見えた。しっかり自分の経験として持ち帰ろうとしているのが振り返りで垣間見れたような感じがした。

・ただ、こちらからなんか提供したいという思いもある。
自分は、自然の知識を全然知らない。植物の名前もあまり知らない。環境教育ってなんなのかも正直よくわかんない。
詳しい人からみると、自分がやってることは学習になってないのかもしれない。

一年自分なりに手探りでやってきたけど、改めて環境教育ってなんなのか?そもそも環境教育で良いのか?(自然体験?野外教育?)
構成的なプログラムやらなさすぎるのも、こちらの意図がなさすぎて問題あり?

この辺の勉強から、自分は遠ざかってたから、そろそろ近づきたいなという思いがある。

・まぁ、すべて自分でやろうとしなくていい。
外部へのコーディネートをしたり
今回みたいにただただ山登りのプログラムもあって良い
構成的なプログラムをしてもいいし、お願いしてもいい

繋がりたいと思ってくれる外部団体もたくさんあるだろうし、そういうところにお願いしながら、自分も学ぶ。
それを見ながら、良いなと思ったことは、自分がやる場でも取り入れる。

そんな感じかな。とりあえず最初は緊張ばかりだったけど楽しめるようになってよかった。自分も楽しめてるし、子どもたちも楽しめるようになったような。

ぼちぼち頑張ろう。

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