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顧問拒否ハンドブック

※本資料は随時、新たな情報等を盛り込み、パワーアップさせています。

部活顧問を断る人が増えてきてはいますが、まだまだ少数派であることは確かです。心理的なハードルを下げ、「よし、やるぞ!」と思えるように、戦うためのマインドにも触れています。

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部活指導の負担は非常に大きいもの。その大きさ故に本務に手が回らないとか、私生活・健康等に支障が出ているという事例は少なくないはずです。近年部活のあり方を巡り、部活の地域化について検討されたり、全中の出場要件が緩和されたりと、様々な変化が出てきています。こうした動きが早く、良い形で進むことを祈るばかりですが、今まさに苦しんでいる先生がたくさんいらっしゃることも事実だと思います。そこでそんな先生方に提案するのが「部活動顧問を断る(あるいは条件付きで引き受ける)」という選択肢です。

もうご存知の方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、部活顧問をすることは強制できないことになっており、教員が自主的・自発的にその業務を引き受けたという扱いになっています。だからこそ、各教員の意志に反した部活顧問の任命は本来認められないのです。このことを活用して、部活との向き合い方について自分の意見を表明しましょう。教員としての本務に真剣に向き合うためにも、私生活や健康を守るためにも、大きすぎる部活の負担はなんとかしなければなりません。この意志表明が、先生方の充実した教職生活にもきっと繋がることだと思います。


部活顧問について「お断りします」というのはなかなか言いづらいものがあるでしょう。しかし、「勤務時間内ならお受けします」「17時には退勤します」「拘束時間の長さから物理的に難しいですし、専門的指導力がないのでできません」のような言い方なら敷居が低くなるのではないでしょうか。こちらが提示する条件が厳しければ結果として部活動顧問はしないという判断を校長がすることにも繋がるかもしれません。しかし、その判断を下したのは校長ですから、まわりから何を言われようが気にすることはありません。ぜひチャレンジしましょう。

★資料本編


(↓参考資料)

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