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現在の武神の構築について【武神】デッキを徹底解説! No.4


1、はじめに

こんにちは。全国の武神使いの皆様、お久しぶりです。某カード系YouTuberが武神のことを「ぶしん」と呼んでいて憤慨しているMさん(X ID @bujin_m )です。

武神(ぶじん)、武神器(ぶじんぎ)、武神帝(ぶじんてい)ですからね?間違えたら許しませんよ?
「ぶしん」にしたら、暗黒界の武神ゴルドも仲間になっちゃいますからね?スピードロイドとロイドみたいになりますよ?マインドクラッシュでゴネますからね?


最近、武神の強化がなかなか来なくて、記事を出すことがなくなってしまいました…。
武神使いの皆様には大変申し訳無いと思っています。
ですから
今回は、「現在、私が使っている武神」の構築について解説していきます。


それでは、見ていきましょう!


2、現在の構築

こちらが、私の現在使っている構築です。

どうでしょうか。最初期に使っていたものをご存じの方は、かなり色が違うことにお気づきかなと思います。
これから、この構築について説明していきます。


(1)過去の構築との相違点

それでは、詳細について説明していきます。
その前に、構築を変更する前の武神をご覧ください。

この様になっています。

変更点としては
①増援フォトスラプランから、幸魂パンテラ、ラスター竜呼への変更

②エクストラの精選

③武神器―ハバキリのリストラ

④バイバイ虚無空間

⑤その他細かい採用カードの変化

の5点が挙げられます。それぞれ解説していきます。  



①に関しては、有能な新規が多数出たため、押し出されたというのが正しいです。

フォトスラは被っても複数枚使うことはほぼありません。そのため増援も含めて、一枚引いたら以後はゴミになってしまいます。

その点パンテラは被っても特殊+召喚でカグツチ成立。

幸魂は一体を効果で出したうえでもう一枚を召喚することでツクヨミ成立。

「被っても強い札」と言えます。


また、フォトスラプランでは、サーチカードとして増援を採用していましたが、フォトスラ専用サーチであるため、無駄になりやすいです。

一方、パンテラの場合は、獣戦士サポートである炎舞-「天璣」、炎舞-「天枢」を共有できます。サーチカードを無理なく採用でき、しかも無駄にならないため、非常に使いやすいと言えます。


ラスターPセットの採用についてですが、武神の基本展開をご存知であれば、「普段の展開(アマテラス未来龍皇)の成立のためには場に武神2体+レベル4を用意することが必要」ということをご存知でしょう。


そのレベル4枠として、ラスターPを採用しています。
どういうことかというと、展開途中に必ず武神―ヒルコを挟むため
  ヒルコラスターでスケールをセッティング
 →ヒルコを破壊しヒルコ2サーチ
 →ヒルコ2をスケールにセッティングしてP召喚
とすることで場にレベル4を1体捻出することができます。
また、この際に手札の武神器を吐き出すこともできるため、動物園解消にも役立ちます。


竜呼相打つを採用したことも、ラスターヒルコまたはレクターヒルコでスケールをセッティングすることで、レベル4枠の捻出ができることが理由です。

レクターの素引きは、P召喚により、手札のいらない武神たちを吐き出すことで、レベル4枠の捻出ができますし、メタの機能もありますから、無駄がありません。



②についてです。

エクストラの内容は
out
・照耀の光霊使いライナ
・深淵に潜む者
・トラックブラック

in
プトレマイオスと必要札(テロス、プレアデス)

となっております。
それぞれ説明します。


リンクライナですが、相手に光属性の誘発が入っていることが少なかったため、相手の墓地から拾う動きができることが少なく、リンクするならアハシマを出したほうが強い場面が多かったためです。

深淵に潜む者については、武神エクシーズと共に並べた場合、相手に奪われる可能性もないわけではなく、武神器サポートが受けられなくなることが痛手だったためです。 また、メタ先も最近はかなり少ないです。

トラックブラックですが、デッキの構築上の問題です。展開軸では、武神帝―スサノヲを特殊召喚し、戦闘で一斉に破壊する動きをすることが少なかったです。また、トラックブラック自身は戦闘への寄与率が低く、トラックブラックを出すより、その素材で他のエクシーズを並べて、数で戦ったほうが強いことが多いです
また、現代の環境で、2400打点、炎舞-「天璣」による強化で2500打点となると、破壊できる範囲が狭く、トラックブラックの恩恵を受けづらいこともあり、リストラしました。

代わりに採用したプトレマイオスプランですが、デッキ構築が変わったおかげで、未来龍皇の横にプトレマイオスを並べることが容易になりました。
今までの目標盤面(アマテラス未来龍皇)に+1すると、未来龍皇アマテラスプトレになります。相手ターンにプレアデスを出し、1妨害とすることができます。



③についてです。
ハバキリのリストラには大きく理由が2点あります。
それは
・ツムガリの優先度が上昇したこと
・サーチ優先度が低いこと
です。


展開軸を使う上で、トリフネルートを取ると、初ターンヘツカ+一枚武神器墓地を作り上げることができます。
ヘツカと共に墓地に置く一枚は、今までならサグサが強かったのですが、最近は「対象を取って除外」という除去が増えてきたように感じます。
よって、サグサが効果範囲外になってしまうことが多数ありますので、優先度が落ちてしまいました。

この結果、初ターンの墓地に置くカードとしては、ツムガリの優先度が上がってきています。

また、ハバキリは超高打点に対応できない難点もあります。最近は高打点モンスターが大量に並ぶこともあります。余裕で4800、5200の打点は超えられてしまいます。

以上の理由から、ツムガリの優先度がかなり高まりました。

もう一つの理由ですが、唯一ハバキリをサーチできるスサノヲで持ってきたいカードは、基本的に展開札ということです。
初手で足りないカードをサーチしてくることで、アマテラス未来龍皇を成立させに行くことがほとんどで、ハバキリをサーチする余裕はほぼありません。
とすると、ハバキリは素引き前提のカードとなってしまいます。「ハバキリがある」というブラフには常に使いますが…。


そうやって考えていくと、ハバキリを採用し、サーチしてくるよりも、ヘツカツムガリを墓地に置き、アマテラス効果で使い回すほうが強いと考えました。



④については言わずもがなですね。
虚無空間…惜しい札を亡くした…。

僕は虚無空間解禁大賛成派です。
虚無でスローなビートダウンが復権できるなら嬉しいですね。封殺展開のお供として使用されるのは御免ですが。
ボーダー入りメタビ、SPYRALなどが腕をブンブンしてこちらを見ていますが、見ないふりをすることにします。


⑤についてです。

羽箒、一滴が変更点ですが
展開軸武神は先行特化、後攻を考えないこととして、そのあたりのカードは捨てました。
というのはかなり暴論ですが、ほぼ理由はこれです。
一滴に関しては、コストとして切るカードがなく、重すぎることから切りました。
後攻を見るなら結界波でいいでしょう。




(2)実際の初手について

 この構築では、基本展開としてアマテラス未来龍皇、それ以上は手札と相談、というように考えていく必要があります。
武神の基本展開であるアマテラス未来龍皇は、場に武神2体+レベル4が必要になります。


それぞれのパターンを出していきます。
現在の構築では、武神2体を用意する術として


トリフネ一枚
マヒトツ+コスト武神+武神召喚
マヒトツ+コスト武神+ヒルメ
マヒトツ+コスト武神+アラスダ
ラスターP+ヒルコ+武神
炎舞-「天璣」からトリフネ

などがあります。



もう一つのパーツ、場に置くレベル4枠として

幸魂
VS パンテラ
竜剣士ラスターP
竜魔王レクターP+ヒルコ+レベル4
炎舞-「天璣」からマヒトツ+コスト武神
炎舞-「天璣」からヒルメ
炎舞-「天璣」からヒルコ
炎舞-「天璣」からアラスダ
ヒルメ
ヒルコ
アラスダ
マヒトツ+コスト武神
死者蘇生
炎舞-「天枢」の召喚権+獣戦士族

などがあります。

これらの組み合わせを判断して、最終展開を決めていきます。
一枚初動とはなりませんが、武神2体分、場に置くレベル4のどちらにもなれる札もありますし、十分な組み合わせが存在することから、相当な悪運の持ち主でない限りは、基本展開ができる札になるかなぁとは思います。
ちなみに、Mさんはわりとスサノヲ単騎エンドします。


先行での展開先の例として

・武神2枚+レベル4の場合
 アマテラス 未来龍皇
 アマテラス 3素材プトレ

・武神2枚+2枚のレベル4の場合
 アハシマ    アマテラス  未来龍皇
 3素材プトレ アマテラス  未来龍皇

となります。


3、武神展開の知識

武神の展開で、覚えておいた方が良いこと、豆知識的な部分について書いていきたいと思います。


(1)トリフネ武神(代用天璣)の組み合わせで引いた場合の動き


①トリフネ、アラスダ
この場合、トリフネ効果で出したマヒトツが効果を使う際に武神を除外します。その際、アラスダの効果を使えばレベル4枠を捻出できます。

②トリフネ、ヒルメ
この場合、墓地に落とした武神器を除外し、アマテラスで帰還させることで無駄なく動けます。この展開をすると、除外ゾーンにはヒルコ、トリフネが残っているため、アマテラスの効果でどちらかを回収することで、次の動きを担保することができます。

③トリフネ、ヒルコ
この場合、スサノヲでサーチする先をヒルメにすることで、特殊できるレベル4枠を捻出できます。



(2)一見事故に見える札のパターンの動き


④パンテラ武神武神or幸魂武神武神
この場合、アハシマを作ってスサノヲから動けるパターンが存在します。あと2枚の手札の中に、パンテラ幸魂以外の場に置くレベル4枠のカードが1枚あれば基本展開が可能です。

⑤パンテラ被り、幸魂被り
あと
3枚の手札の中にパンテラ幸魂以外の場に置くレベル4枠+ヒルコの組み合わせがあった場合は基本展開が可能です。
パンテラ被りの場合、カグツチを出すことでヒルメのコストを供給できます。
幸魂展開に関しては、アハシマを出して、展開に絡まない手札の光レベル4とツクヨミを作って、ドローにかけるという博打も可能です。


(3)その他頭に入れておいたほうがいいこと

⑥トリフネの効果について
トリフネで出すカードは、ほぼマヒトツ+ツムガリです。マヒトツ+サグサにする場合は、相手のデッキをよく見ましょう。

⑦マヒトツの効果について
基本的には、相手プレイヤーはトリフネに対して無効系誘発を撃つでしょう。ですが、中には、エクシーズ体に対して撃とうとして無効系誘発を手札に抱える人がいます。そういう人がいるため、エクシーズ体を出す前にマヒトツでヘツカを落とすことでケアします。わからん殺しですね。
マヒトツの手札を捨てて墓地回収をする側の効果は、ほぼ事故っているときにしか使わないと思います。
ちなみに、実はマヒトツは、場に複数体並べられます。

⑧アラスダの効果について
以下の事項を覚えておきましょう。
・タイミングは逃しません。チェーン2にサグサやヘツカが乗っても出せます。
・ダメステには出せません。ツムガリを使っても動けません。
・ヒルコP効果には反応しません。魔法カードとして除外されているからです。
・同名ターン1などという言葉はありません。あればあるだけ出せます。
・同名が場にいられない制限がありますが、実は効果扱いのため、アハシマを使うと2体並べられます。

⑨ヒルメについて
以下の事項を覚えておきましょう。
・打点が実は2000あり、効果ではない特殊召喚なので、ボーダーと相打ちできます。天璣があれば殴り倒せます。
・同名ターン1などという言葉はありません。あればあるだけ出せます。
・同名が場にいられない制限がありますが、実は効果扱いのため、アハシマを使うと2体並べられます。

⑩ヒルコについて
以下のことを覚えておきましょう。
・同名ターン1などという言葉はありません。あればあるだけ使えます。
・P効果を使ってもアラスダは出てきません。魔法カードとして除外されているからです。
・効果モンスターではないため、同名が場にいられない制限がありません。


この辺にしておきます。質問があればX(旧Twitter)にご連絡いただければと思います。


それでは!よき武神ライフを!


武神―ヒルメ、武神―ヒルコ不足に陥っています。誰か!


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