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休暇と欠勤とサボリのハナシ

こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。
ビルドがある札幌市、なんだかいきなり春になりました。雪解けが早い!
暖かくなったり寒くなったり気圧の変動も激しくて、心身の体調には注意が必要です。
ビルドでは、2月頃から利用者さんたちの体調が思わしくないことが多いです。新規のお問い合わせも鈍めかな?なんとなく、体調がしっくりきていない人が多いのかもしれませんね。

先日、こんなつぶやきをしたのですけれど…

ビルドに通われている皆さんは、体調が思うようにならなくて、やむを得ず学校や仕事を休むという経験をしてきています。
周囲の人の迷惑をかけてしまう。家族が心配する。といった経験の積み重ねで、休むことに極端に強い罪悪感を抱く人が多い印象です。

秋田は子供の頃、学校が嫌いだったのですが、秋田自身に輪をかけて親が学校嫌いだったので、秋田が「学校休みたい~」と言ったら、さぼることに協力的でした。本人が嫌がることを無理やりやらせても意味がないという考えだったようです。
別に不登校というわけでもなく、成績も問題無く、困らない程度に友達もいて、ただ学校は休みがちというキャラだった時代があります。小学校低学年とか、中1くらいかな。やりたくないことは平気でサボってました。
家族旅行で1~2週間学校休むこともあった不良なおうちだったので、休むという行動に何の抵抗もない大人に育ちました。
まあ…分別というか、大人になるにつれて必要なことを判断できるようになるし、休めるタイミングを選ぶようにはなりましたけれども。大学の時も講義マジメに出てたタイプだし。
でもまあ、そんなのはレアケースですよね。

だいたいの親は、自分が学校行きたくなくなった経験をしたことがないので、子供が学校行けなくなったときに、うろたえて「普通」に通学することを望むものです。
その積み重ねで、休む=悪という図式が刷り込まれていきます。

さて
そんな風に大人になると体調不良で休んだほうが良いタイミングであっても長期にお休みすることで気まずくなってしまったり、休めなくなってしまったりするんですよね。

そんなとき秋田はいつも、「いかに巧妙に休むか」をお伝えします。
家族がどうしても休む・早退することに反対するタイプならビルドの方針で休みや時短になったことにするし。旅行でお休みする場合には回復日のお休みを取ることを提示します。

就労支援機関にいるうちに、自分を守るために休むことに慣れていってほしいからです。
将来、働き始めたときに上手にサボるための経験をしておくことが重要です。
同様の理由で失敗もたくさんしてほしいとは思っていますけれど。

まずは自分の意志で「休む」ことと、どうしても動けなくて「欠勤」することは違うということを覚えておいてください。
借りに体調不良のお休みでも、それは体がSOSを出しているときですので積極的に「休む」を選択することができればポジティブな出来事になるはずです。体調管理の一環としての「休暇」ですね。
ここをスルーして、取返しがつかないくらいに心身の調子を崩してしまうと回復に時間がかかり、「欠勤」が長引いてしまいます。自分を責めてしまうし、周囲の印象が悪くなる可能性もあり、誰も得をしません。
早めに休みを取ることで、大きく調子を崩すことが予防できれば自分も周囲もhappyです。

無理をしないで自分を大事にできれば
サボり上等です!!


横になって目をつぶっている女性。目覚まし時計はハンマーで破壊されている。その時計をちょいちょいといじる黒猫のイラスト

今日のヘッダーイラストは、利用者YOUさん(仮名)のよる「睡眠」です。
春は眠いですね~。
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