ドラムペダルの選び方

ドラムをやってしばらく経つとスティック以外にも機材が欲しくなってきます。
特にライブなどでスネアドラム、シンバル、キックペダルを持ち込んでいるドラマーは非常に多いと思います。
今回はそのうちペダルについてどう言った点を見れば良いか考えていきます!

ドライブ方式

ペダルの動き方に影響する部分で、主にチェーンドライブ、ベルトドライブ、ダイレクトドライブがあります。

チェーンドライブ

多くのペダルに採用されているモデルで、癖がなく扱いやすい印象です。
シングルチェーンとダブルチェーンドライブがあり、ダブルチェーンドライブはパワーのあるサウンドを得やすいかと思います。

ベルトドライブ

チェーンドライブと比べるとスピード感のある動作ですが、やや癖のある挙動で、好みは分かれるかもしれません。
また、チェーンドライブと比べると少しパワーは出しにくいです。

ダイレクトドライブ

非常に軽くペダルの動作をそのままビーターに伝えるため、足にペダルが吸い付くような感覚を感じます。
あんていしたど安定した動作とスピードを得られますが、こちらも嫌いな方は嫌いかもしれません。

カム形状

チェーンドライブやベルトドライブはカムと呼ばれるパーツとペダルをチェーン、ベルトで繋いだ構造となっており、カムの形状によって異なるフィーリングを得ることができるようになっています。

真円カム

円形のカム形状で、癖のない動作です。
多くのペダルに採用されているので、初めてのペダルなら真円カムを選ぶと良いのかとは思います。

偏心カム

重心を偏らせた形状のカムで、少し癖がありますが、踏み込んだ際に少し加速するのでパワーのあるサウンドを得やすいかと思います。

ビーター

バスドラムにヒットする箇所で、サウンドに対しての影響が最も多いパーツです。
他のパーツと違い付け替えができるので、色々試しても良いでしょう。

フェルトビーター

打面にヒットする箇所がフェルトになっているビーターです。
比較的柔らかめなアタック感で、扱いやすい印象です。
ただし、メッシュヘッドのドラムには向いていないです。(ヘッドの消耗を早めます)

プラスチックビーター

フェルトよりもアタック感の強いビーターです。
ウッドビーター程アタックが強い訳では無いので、手軽にアタックを得たい場合に重宝するかと思います。
片面がフェルトで、裏面がプラスチックのビーターとなっているような形のものが多いので、場面によってビーターの向きを変えて使うと良いでしょう。

ウッドビーター

非常にアタックが強いビーターです。
音量も出るのでとにかくパワーが欲しいという場面で役立つでしょう。

個人的おすすめペダル

最後に個人的におすすめのペダルをご紹介します!

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/220827/

エリミネーターシリーズと呼ばれるこちらのペダルですが、最大の特徴はカム部分を付け替えられることでしょう。手軽に異なるフィーリングを得られるので、より自分好みの踏み心地に調整できる点は非常に魅力的です!

エリミネーター以外にも様々な機能性、デザインを持つペダルがありますので、試すことが出来れば試しつつ選んでみてください!

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