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ビジネススキルUPブログ MUP 第28回Live配信まとめ「経済と経営の相関性偏!」 (3800字)

こんにちは!!ばっふぁろーです!

さぁ梅雨真っただ中で少し寒さすら感じますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?(;´・ω・)


今回のMUP_Liveまとめは、「経済と経営の相関性偏!」ということでさっそくやっていきたいと思います!


みんさん、インフレデフレについて詳しく説明できますでしょうか?
よく聞くけど実際に理解している人は少ないこのインフレデフレ。


特に「投資をしたい!」と思っている方は、絶対に理解しなければならないポイントです!
それではさっそくやっていきましょう。


◆日本の経済

日本

現在の日本を「経済が良い」というのは間違いでしょう。

なぜなら、
・先進国の中でGDP成長率は最下位
・アジアで最も学ばない国
・超高齢化社会

世界からは「課題先進国」なんて呼ばれています。

そんな絶望的状況の日本ですが、いまの経済状況や、経済そのものについて知っておくことは間違いなく大切なことでしょう。

悲しいことに、このままだと日本は貧しくなり、インドネシアなどの東南アジアの方が豊かになります。(現在一部ではすでにそうなってる)

出稼ぎ

逆転現象が起き、日本人が海外に出稼ぎに行く時代が来ることが良そうされます。


◆インフレ・デフレ

日本の経済が良くないことを知ったところで、次は本題の「インフレ・デフレ」についてやっていきます。

ちゃんと理解できている人は実は少ない...?
分かりやすく解説していきます!

端的に言うと
インフレ→物価高
デフレ→物価安

のことです。

簡単に、うまい棒の例を出してみます。

うまい棒

つまり、
インフレはうまい棒の値段が上がり
デフレはうまい棒の値段が下がります。

逆に言うと、
インフレはお金の価値が下がり
デフレはお金の価値が上がる、とも言えます!


ここで、まずは「デフレ」について詳しく解説していきます。

「デフレ」には、「良いデフレ」はありません!
デフレは常に悪い。。

なぜなら、日本円の価値が上がるから。


「え、日本円の価値が上がるならいいことじゃないの??」
と思うかもしれません。

もし、あなたがデフレ中に海外旅行にいくのであれば、日本円の価値が高いので安い金額で海外旅行にいくことができます。これは嬉しいです。

しかし、それはちっちゃなミクロの世界の話にすぎません。


ここでお金の話です。

実は、日本のお金の内訳は、

デジタル現金

「93%はデジタル、7%は現金」

そのデジタルとはみなさんの銀行に預けてる口座です。そして銀行はそのお金を「投資・融資」に使っています。


ここまでを抑えた上で、
デフレが起こるとどうなるか?


例えば、MUP銀行がAさんに1000万を貸し、Aさんは家を買ったとします。
利子付きで、返済額は1100万ですが、通常とデフレの時で何が起きるのかみていきましょう。

通常貸し借り


通常の時はいたって普通です。
ではデフレではどうなるでしょうか??

デフレ貸し借り

デフレによってお金の価値が上がり、返却する1100万で家が2つ買えるまでになったとしたらどうでしょうか?

Aさんは1000万借りて1100万返却するのが「もったいなく」感じるでしょう。
なぜなら、デフレは借りなくてもただ待っているだけでお金の価値が上がるのです。→なら「借りなくてお金の価値が上がるのを待ってよう」となりますよね。

そうすると、人々はデフレによってお金の価値が上がるのだから「お金を借りる」という行為をしなくなります。


人々がお金を借りなくなるとどうなるか?

当然銀行は金利を下げて、借りてくれる人を探します。しかし、借りる人は少なく、かつ借りたとしても金利が低いので利益が低い。
それによって「投資行為」が減少、
93%のお金が回らなくなり、大きな目で見れば日本経済が回らなくなってしまうのである!

島国

また、日本は島国であり、他国との貿易でも多大な収益を得ています。
しかし、デフレによって円の価値が高くなるといつも100ドルで買えた日本の物が、値上がりして150ドルになってしまいます。

すると、日本製のものは高いので買われなくなり、日本の経済が止まってします、という流れです。

デフレは、ちっちゃい目で見れば嬉しいかもしれませんが、大きな目で見れば経済が衰退してしまいう大変好ましくない状況なのです。


デフレについて理解できたところで、次はインフレについてです。


◆良いインフレ・悪いインフレ

インフレには良いインフレと悪いインフレがあります。

インフレとは物価があがること、つまりお金の価値がさがることです。


まずは「良いインフレ」から見ていきましょう。

良いインフレ

良いインフレはこのように、給料が上がり、消費も物価も上がることで企業の売上が上がるというのが良いインフレです。

これに対して「悪いインフレ」は、

悪いインフレ

このように、給料があがらないのに、物価があがるというのが悪いインフレである。

ここで物価だけが上がる具体例として、
石油不足やバッタによる小麦粉の不作などを上げてみましょう。

石油バッタ

石油は日本では賄えないので、石油製品であるプラスチックは自然と値上がりします。これは悪いインフレである。

海外ではバッタによる小麦粉の不作がありますが、もしこれによって海外産の小麦粉の価格が上がっても、小麦粉はある程度日本国内で賄えるので、小麦粉の価格は上昇せずに済みます!


このように、国内で賄えるものはインフレの影響を受けにくく、逆に石油のように国内で賄えないものはインフレの影響を受け、悪いインフレへと繋がりやすいのです。


◆バブル崩壊とリーマンショック

バブル崩壊

良すぎるインフレ後に起こることとして「バブル崩壊」などがありますが、
それは何らかの価値が上昇し続け、そしてその価値上昇があるときを境に崩壊することをバブル崩壊と言います。

バブル崩壊後は、経済を立て直すためによく「低金利政策」が行われます。

アメリカでは「ITバブル崩壊」と「同時多発テロ」によって経済が悪化したため「低金利政策」が行われました。低金利になると活性化する業界があります、それは「不動産業界」です。

不動産

アメリカでは超低金利でお金が借りられるので、色んな人が一斉にお金を借り、不動産を買いました。
それにより住宅の価格は右肩上がり!
そしてゆくゆくは「リーマンショック」につながるのです。

リーマン

ここで、リーマンショックの起きた経緯を簡単に解説します。!

事の発端は
「サブプライムローン」という住宅ローンのシステムです。

これは、普通ではお金を借りることのできない低所得者に対して、家を買う時のお金を貸し(住宅ローン)、高金利で回収するというシステムです。

サブプライムローン

低所得者でも借りられる、かつ返せなかったとしても家が担保になるので万が一返してもらわなくても大丈夫!
というようなお金を貸す側にとってはキラキラした内容であったが、これは前提としてアメリカでは住宅の価値が右肩上がりだったためにとれた策です。

無理して買っても、住宅の価値がどんどん上昇するので、結局は家を担保に低金利で住宅ローンをくめるという形でした。
しかし、2006年に住宅の価値の上昇がストップしてしまったとたん、ローンは高金利になり、返せない返済不能者が続出。
結局、お金を貸す側のリーマンブラザーズが破綻してしまい、その波紋が世界に広がったのです(;´・ω・)

と、リーマンショックのお話でした...。


◆経済と経営のマイルストーン

自分の予想した経済(市場)の変化に石を置く!

何を言ってるのか...?

分かりやすく説明していきます。これを考えることはとても大切です。

具体例として、
「東南アジアにオンライン広告を進出させる」
というのを考えていきます。

オンライン広告

日本では、TV広告をオンライン広告が越えました。なので、東南アジアでもオンライン広告が流行る!と考え、日本の企業も何社か進出しましたが、なかなか上手くいってないようです。

なぜでしょうか?

それは、オンライン広告市場が流行るまでのマイルストーンを吹っ飛ばしているからです。
オンライン広告が広がるまでのマイルストーンは以下のようになります。

マイルストーン

東南アジアでは、最初の一歩である「信用情報調査」ですら、しっかりと行われていません。なので、このマイルストーンを吹っ飛ばしてオンライン広告をやっても上手くいくはずがないのです。

インドでアマゾンが進出できていない理由もまったく同じです。物流整備や、信用情報調査ができていないので、アマゾンを進出させることができないのです。。

このように、何か事業をする上では、経済と経営のマイルストーンを考えることが重要となります。


◆未来を予想しビジネスを考える

マイルストーンを考えるには、ある程度未来を予測しないといけません。

なので、ここで日本の未来を予想しビジネスを考えてみましょう。

日本未来

日本は少子高齢化で、高齢者社会になります。
そうすると、どんなビジネスが大きくなるでしょうか?

一番わかりやすものとして、高齢者関係が挙げられます。

するとそれに付随した、介護、遺品整理事業は間違いなく伸びてくるのではないでしょうか。あとは、補助デバイス産業も伸びると想像できます。
いまのうちにSMSの株を買っておくのはありかもしれません...!!(; ・`д・´)


と、今回のLIVE配信まとめは以上です!!
インフレ・デフレ理解できたでしょうか?

最後に簡単にまとめると
1、日本の経済は今やばい!
2、デフレは悪い
3、インフレは良いのと悪いのがある
4、経済と経営のマイルスストーンを考える

最後まで読んでくださりありがとうございました(*^^*)

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