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BABY IN CARの意味

ドライブしているとたまに見かける『BABY IN CAR』のステッカー。

実は私も30代半ばまで独身で、卑屈だった時代もあるので、かつては正直このステッカーを貼る意図が分からない人でした。

しかし今となっては小さい子どもを乗せて走る機会も増えて、自分ごとになって初めて理解できたので、その感情を書いていきたいと思います😀

正直めちゃくちゃ小さいことなんで、どうでもよくね?という感じではありますけど、意外とめちゃくちゃ小さな事ほど愚痴の種になって広がっていきますしね。笑

先に書いておきますが、中にはネガティブな感情を抱く人がいると知っているので、私はこのステッカーを貼らずに走っております。

一般的にこのステッカーを貼る意図は、子どもが乗ってるから追突しないように注意してほしいという、後ろの車に対するメッセージです。
(中にはデコる意味で貼ってる人ももちろんいると思いますけどね)

この意図自体は、私も子を持つ親になってめちゃくちゃ分かります。

人間守るものがあると、それに対する脅威は何が何でも払拭したいと思うものです!

溺愛した恋人がいるときに、他の異性を近寄らせたくない的な感情と同じですね。

で、子どもを乗せて車で走ると、その脅威を運転の荒いあらゆる周りの車に向けることになってしまうんです😭

私は結構車乗りますしドライブも頻繁にしていましたが、一人で乗ってるときは安全運転はするけど、後ろの車に対してそこまで車間とか気にしない人でした。

それに対して、子どもが後ろに乗ってると、コツン程度でも生死に関わる可能性があるので、本当に気を使います。

「頼むから車間近づけないで😭」
「マジでお願いします😭😭!!」
っていう気持ちですね。

しかし公道においては、何よりも早く目的地に着くことを優先して走る人もいれば、恋人とイチャイチャしながら走りたい人もいるわけです。
事故らない範囲で、前見るより横の恋人を見てる方が幸せなときだってあるからね😎

後ろの車からすれば、誰も事故を起こそうと思って乗ってないし、前の車に子どもがいようがいまいが追突しないようにするじゃん!
っていうのはもっともな正論。

でも、子どもを乗せた人からしたら「頼むから脅威にならないで!」っていうお願いなんですよね。

そのお願いがステッカーの形で、「これを貼ることで少しでもリスクに気づいてもらえるといいな」っていうのが、私が仮にBABY IN CARを貼るとしたときの感情です。

しかし今になってみれば分かるものの、この「大切な人を守るための行為」を、子どもを生む前には理解できませんでした。

30前半で独身&恋人すらいなかった頃の私にとっては、正直このステッカーを貼ったからと言って、「子どもが乗ってるから何?」みたいな感情で、本音を書くと何も気をつけようとか思いませんでした。

このときの自分に余裕がなかったことはもちろんなんですが、この生きづらい世の中においては「気をつけよう」と思う人より「何を子持ちアピールしてるの?」と思う人も多くなっている感覚を受けます。

捻くれてるねーと言われたらそれまでですが、テレビでもネットでもこのBABY IN CARを貼る意味がわからん論争が繰り広げられているのも事実。

下手したら煽られるとか思うと、悲しいけど着けることによってメリットばかりともならないですね。

ぶっちゃけ子どもを守るのに効果的ならすぐにでも貼りたいんですけどね。

しかしBABY IN CARをつけることで、論点がなぜか子持ちアピールになる謎の風潮をSNSなどで作ったせいで、すごくつけづらい😭

今となっては私の前にBABY IN CARの車がいたら車間を空けますけど、そんな事してくれる人は少ないでしょう。

今回は小さいことをあえて長々と書いて記事にしてみましたが、少しでも貼る人と貼られて見る人のお互いの気持ちが歩み寄る方向に行けばいいなーと思います😀

それではまた、バーイ😎

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