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乗船記

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2023年4月の記事一覧

野母商船 「太古」 乗船記

野母商船 「太古」 乗船記

2023年3月某日、やってきたのは福岡の海の玄関口、博多港。
賑々しい博多の夜だが、ここまで来るとその喧騒はほとんど感じられない。

これから「時のゆりかご」に揺られて初めての五島列島へ向かう。
乗船手続きを済ませ、ボーディングブリッジを渡って船内へ。

エントランスのプロムナード。
飾らないシンプルな色使いで纏められている。

1階と2階を結ぶメインの階段部分。一応吹き抜けになっている。
ここに

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「パンスタードリーム」乗船記 (3)

「パンスタードリーム」乗船記 (3)

(2)の続き。

1.関門海峡

時刻は21時少し前、ショーの熱気が冷めやらぬ船内を後にしてデッキで海風を浴びる。3月も下旬にさしかかる頃だったが風は少し冷たく、時折身体が持っていかれそうなほど強く吹いていた。

前方には既に北九州の工場群の光が。

波音しか聞こえない漆黒の闇の中を進んでいると少しづつ祖国の街の明かりが近づいてくる、海外旅行のフィナーレを飾る演出としてこれ以上のものがあるだろうか

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「パンスタードリーム」乗船記 (2)

「パンスタードリーム」乗船記 (2)

(1)の続き。

1.船内

まずはラウンジ「The PARADISE」へ。

クルーズゾーンの旅客は部屋の鍵と一緒にこのラウンジの入室カードを受け取る。

木の温もりを感じる落ち着いた空間。

パラダイスラウンジ最大の魅力がこの景色。
この船で旅客が前方を眺められるのはここだけ。
両舷のランプウェイの主張がやや強めだが。

フリードリンクがあると聞いていたので、どんなラインナップかと思い冷蔵庫を

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「パンスタードリーム」乗船記 (1)

「パンスタードリーム」乗船記 (1)

航路があるなら船に乗る。

2023年3月、初めての韓国訪問は往復とも船で。

帰路に選んだのは週3往復運航の「パンスタードリーム」。往路は「クイーンビートル」を利用したため、国際航路でフェリーに乗るのはこれが初めて。

1.出国釜山港国際旅客ターミナルにやってきた。
実際にはこの日まで数日間韓国を旅行していたのだが、その話はまたどこかで。

食事込みの運賃は事前に支払いを済ませていたので、窓口で

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