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だっておなか痛かったんだもん。

先週の千歳JAL国際マラソンのレース中、まあ、はじめたばかりのRUN暦ではあるものの、大会参加中に初めてう○こしたったw スタート前にもちゃんとしたんだけどなあ~ ダートのコースに腸が揺られて活性化してしまったんだろうか、まあ、したくなってしまったものは仕方ない。

コースはまだ前半、ようやく10kmをすぎたころからなんとなく大腸様の言葉なき意思を感じていた。ただ、本番最中にトイレタイムなんていかにも自己管理のできないダメなやつみたいで、心理的な抵抗もあったし、そもそも、5kmごとのエイドに設置されている仮設トイレは数も少なく、どこもかなりの人数が並んでいる。昨年大会に参加した方のブログではトイレに並んでしまったがためにDNFとなったという話もあったので、まあ、緊急事態でもないし、しばらくしたら、別のところに意識が飛んで、それほど、大腸様の主張も気にならなくなるかと思っていた。

ただ、今回は違ったよ。時間の経過とともに、大腸様は自らの意思を明確に主張し始め、もはや暴動寸前である。2014年6月1日の日曜日にブラウンサンデーとか、ブラウン革命などというおかしな呼称をつけるわけにはいかない。

ダートの林道をせっせと上り、コースが22kmの折り返しを迎えたとき、なんと4台の仮設トイレを発見。しかも並んでいるのも数人だ。「しめた!」と思い、トイレまでの数十mをダッシュし列の最後尾に加わる。「ああ、これならそれほどのロスなくコースに復帰できるョ。スッキリして後半もガンバっちゃうよ!」

しかし事態はそう簡単ではなかった。4台の仮設トイレのうち、右2台にのみ、「洋式」の張り紙。ということは必然的に左2台は!!!
今のこの足の状態でただでなくともせまく自由度の低い仮設トイレの空間で、しかも強力で、さらには汗でぬれたワコールCW-Xスタイビライクスのロングタイツを引き下げてしゃがむことなど絶対に不可能。運よくしゃがめたものの、ことの最中に後ろに倒れこむリスクもある。

かみさま…

祈ったね。ここぞとばかりに祈った。

順番は次の次。

左2台のうち一台のドアが開き、前の人がかなりがっかりした表情を浮かべつつ(のようにボクには見えた)個室に吸い込まれていく。

ああ、次だ。お願いだ。神よ、われに洋式を与えたまえ。

先週のカムイの杜トレイル、スタート前のトイレで用を足したとき、残りの紙がかなり少なかったのに、ボクは遠慮しないで使ってしまいました。すいません。しかも、トイレから出た時、並んでいた次の人に、紙が少ないという情報を伝えることもせず、念のためにと持っていったティッシュを差し上げることもしなかったのは、今、ここにいるボクです。すいません。

運命のドアの開く音。右から2番目。スッキリした表情のおっさん…

ありがとう神よ。本当にありがとう。

こうしてボクはわずか5分程度のロスでコースに復帰することができたのだった。(写真はコース復帰後、地元のセンパイランナー和田さんと3kmほど一緒に走ったとき。)

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