レッド・ツェッペリンがブレイクする、ず~と前、ジョージ・ハリスンとスタッフ達が「ジミーが始めた新しいグループ」に関して話している音声がありました。Bill Heart様という東京在住のクラッシック好きな方の記事から引用させて頂きました。まだ、レッド・ツェッペリンとしての名前が浸透してない頃の各メンバーの評判が話されています。非常に興味深い資料だと思います。レッド・ツェッペリンが飛び出そうとしている瞬間です。
https://www.youtube.com/watch?v=m7RbWw-srxs&feature=emb_logo
George Harrison hears about Jimmy Page's new group LED ZEPPELIN!
以下Bill Heart様の和訳です。
男性「ジョージ、新しいジミー・ペイジのアルバム聞く?」
(この頃は"ジミー・ペイジのアルバム"として捉えられていたんだね!)
ジョージ「ジミー・ペイジ?」
男性「アルバムをプロデュースしたばかりだよ。彼の新しいグループのね。」
(まだバンド名が決まってないのか、浸透してないのか。)
ジョージ「ジミー・ペイジってあのヤードバーズの?あぁ、昼ご飯準備できた?」
(お腹すいてたのかな?)
男性「ジョン・ポール・ジョンがベース担当だ。」
ジョージ「ジョン・ポール...?」
男性「ジョン・ポール・ジョンだよ。ジミーが使っているセッションマン。すごく若い、24歳くらい。ベースがめちゃくちゃ上手い。本当に凄く良いベースプレイヤーだ。後のメンバーは、ジョン・ボーナムっていう子供がドラムだよ。素晴らしい。」
以上、引用させて頂きました。
ジョージは、レッド・ツェッペリンの動向よりも、お昼ご飯が気になるくらい腹ペコだったようです。ジョージらしいです(笑)。 ジョン?ポール?に反応しているところも笑える。
ジョージ・ハリスンはレッド・ツェッペリンのファン。
1973年にはジョン・ボーナムの25歳の誕生日パーティに出席し、顔面にケーキを投げつけるというエピソードがあります(ボンゾはその仕返しにジョージをプールに投げ込んでますw)
レッド・ツェッペリンの3時間余りのコンサートを観ていたハリスンは、バックステージのメンバーに話しかけた。「お前らすごいな!ビートルズなんてたった25分の持ち時間でも、15分も経った頃にはヘロヘロになってるのにさ!」とジョージ。
ジミー・ペイジ「ある日ジョージはボンゾにこう言ったんだ。『お前らはもっとバラードを演るべきだ』」
ジミー・ペイジ「俺が『書いてやる』と。そして出来上がったのが、『聖なる館』に収録された『レイン・ソング』だ。実を言うと、あの曲の最初の2コードはビートルズの『サムシング』から拝借したんだよ」と。
歌詞を書いたプラントは、インストメンタルの曲にどうやって歌詞を乗せるか…相当悩んで苦しみぬいて朝までかかって歌詞を書きあげたそうである。
後には、ライブでは定番曲のひとつになり、自身のヴォーカルの魅力に手ごたえを感じたという。
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