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びゅっ、と風が吹いた よろめいた私は、すってんころりん アスファルトはざらついていた 誰かはさっとよけた 大きな枯葉が落ちていた ちょっと擦りむいた 私は転がりつづけた ばしゃ、ざぶざぶ、ざぶ 気づけば、大きな流れの中にいた 尖った岩や、眩しい日差し 打ちひしがれた私は、少し、小さくなっていた そして、気づけば大きな水たまりの上にいた ぷか、ぷかぷか、ぷか 海だった 流れているのか、ただ、浮かんでいるのか いつからここにいて、いつまでここにいるの