えひめ丸沈没事件・まっしぐらできるできぬは論の外

せっかくいいことをしようというときも果たして自分ができるか、
うまくいくかできるかできないか成功率ばっかり考える。

そういう人への歌があります。
「まっしぐらできるできぬは論の外」

うまくいきそうならやる、
いかなそうなら百メートル八秒の世界記録で逃げ出す。

私たちは善いことをしようという時は、
できるかできないか論外で
とにかくやる。
そのような心掛けや心構えが大事であるぞ。
ということを教えられた歌ですね。

以前のニュースでえひめ丸の沈没というのがありました。
ハワイ沖で、高校生たちがグリーンビルとかいうクジラみたいな潜水艦にぶつかり
何百メートルの下に沈んでいる。

水深が200メートル、300メートルなら引き上げる事はできるそうだ。
過去日本で250メートル、引き上げようとしたが途中でやめた経緯がある。
ところが、600メートルの底に沈んでいる。
ところができる可能性もある。
しかしそのワイヤーをつくるには60億かかり、しかも7ヶ月、
そんなこと必要ありますかとアメリカの人は言わないけどそんな顔してる。
遺族のかたは何とか引き上げて欲しいと思っている。

とにかくできるかできないか分からないけどやりましょう。
上手くいくかどうかわからないけど引き上げてみましょうという心になるなら
遺族のかたも心が救われるかもしれません。

私達もしばしばこの人がそういったからといってできるかどうか分からないのに
この人といったら一生懸命でひた向きにやっている、
こういうところに心を動かされる事は良くあります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?