死んで行く時の4つの痛みとスピリチュアル・ペイン

昔、キューブラー・ロスが、死に行く人によりそって、死の5段階を提唱していたが、今はその時代から進んで、死に行く人に4つの痛みがあるといわれている。
精神的な苦しみといっても、全部で4つの痛みがあると言われている。

1 肉体の苦痛
肉体の苦痛を取り除くのは、医学の目的
麻薬鎮痛剤を使ったりして、痛みを和らげることはできる。
しかし、これ以上投薬すると安楽死になってしまうという限界もある。

2 精神的な苦痛
これに対応するのに、カウンセリング
キューブラー・ロスもそれをしてきた。

3 社会的な苦痛
家族はどう生きていくか
あの仕事はどうなるか
保険や保証で緩和できる。
これも、最近は、家を建てる時に生命保険に入ってローンを払っている途中に、亡くなってもその生命保険で、ローンが支払われる。
対処できればできるほど、もう対処できないものが浮き上がってきた。

4 スピリチュアルペイン
これは、生きる意味が分からない苦しみ。
生きてきた意味も分からなくなる。
これから生きる意味も分からない人生に対する根源的な苦痛
これは医学でもどうにもならない。


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