見出し画像

過去の自分をまるごと愛すなんてまだできません

------------------------------------
この記事は
2022年1月に書いたものです
-------------------------------------


朝からとんでもないモノを発見してしまいまして…
なんというか、イタイを通り越して、絶句、でしょうか。
「見たくない!ギャー!!(でも見ちゃう)」
そんなんじゃないです。

ま じ で 見 た く な い !

でも、見ちゃったんですよね…。

見た後、50mぐらい穴掘って籠ろうかと思いました、いやホント。

何かっていうとね…

2020年1月の
「わたしのこと見て!わたしってすごいんだよ!!」
がめちゃくちゃ強調された、私の投稿…。

あれ?

意外とどーでも良かった?
そんなこと?
そんなん毎回やってるやろ!って?

「もうちょい詳しく話せや!全貌が見えんだろが!!」

あ、ですよね!

ざっくり、ほんとざっくり説明しますと

===
メルマガ読者を増やしたいという口実を作り
本心は過去の私の経験談を公に語りたかっただけでした。

その経験談っていうのは、20代に1日だけ経験した
風俗勤務のハナシです。
===

2年前の今頃、
メルマガを毎日書いてたんだけど
全然読者数が伸びなかったんですよね。

だったら、そのころ流行っていた
「小冊子キャンペーン」をして新規読者を増やそう!

そうだな、、、ネタは、、、

「私実は風俗やってました」
とかだったら、食いつき良いんじゃね?

そこで(超雑な)小冊子を作って
周りの起業仲間に見せたんですよね。

そこで一旦、めちゃくちゃ説得され
(やめたほうがいい、あれを出して何のメリットが?自分の実名出したら子どもがいじめられるぞ)
(もう、今ならすんごい納得なんだけど、当時は聴く耳持たずで)

いや!別な場所で相談しよう!
そう思い立った私は

当時参加していた経営塾のスレッドに
風俗小冊子を添付して、意見を仰いだんです。

はい、
その投稿を先日久しぶりに見て、絶句した、
という話でした
(前置きなげーな!笑)

もうね、当時は当時で必死だったんだろうけど、
今の私から見たらもう、「イタイ」の一言でしかなくって。

「過去の自分もまるっと愛しましょう」

そんなん1mmも思えなくって。

だってもう、その投稿からにじみ出るエネルギーは

『わたしを見て!わたしって、すごいでしょ!』

これだけだったんだよね…。

心優しい何名かの友人や
初対面ながらも気遣いある方が
コメントを書いてくれてました(涙)

で、
なんでこれをnoteに書こうと思ったかというと

2年の時を経て
自分の心境に変化があったな、って感じたから。

2年前の私は、文字通り

「私を見て!」
私の過去をアピール。私ってすごいでしょ?を
見てほしくてたまらなかった。

誰も私を見てくれてない、そんな孤独感があったのか。
過去の経験をさらけ出すことでしか、方法が分からなかった。

そして。
1年前の私は。

その風俗体験を物語にしたんだよね。
見てみてじゃない、
私の過去を表現して、清算した。
そう、消化(昇華)しきれてなかった。
もう15年前に、終わった話になってたハズが
どこかにまだこびりついてたんだよね。
(元カレのことを好きとか、そーゆーんじゃなくって)

ここまで思考が巡ったのも
その風俗体験を書き綴った小説「ダメな子」全8話、
読んでくださった人から続々と感想が届いたから。

「小説として8つの物語に昇華させたところが素晴らしいよ」

感想というのは、ありがたくも
いつも想定外で。

1つの話を、とある男女の恋愛を
ただただ書き殴ったつもりだったのに

「8つの物語」

って解釈してくれたことにさぁ。

あぁ、そうだわ、
8話じゃない。

確かに8つの物語だ。

1つ1つの物語に愛を込め
愛じゃないな、怨念にも近いような、

それこそ、

過去の自分をどうにか昇華させようと
無意識に必死だったのかも。


ラストシーンだけ決まっていなかっただけに
最終話は悩みに悩んだ。

だって22歳の私は
彼とただ別れて終わってたから。

自分だけじゃあのラストは作れない。

周りの支えてくれる人たち、
応援してくれる人たち、
一緒に作ってくれる人たちがいてこそ

あの「ダメな子」は書ききれたんじゃないかなと思う。

一旦、本としての小説は一区切りだけど
まだまだ書きたい話はあるので

次は過去の清算とかじゃなく
本気で読者(と私)を悶えさせるモノガタリと書こうと思うよ。



===

ダメな子第1話ここから読めます
https://note.com/buccipucci/n/na8f5c529f892

誌面で読んでみたい!
10名のクリエイターたちの作品も読みたい!
1冊770円(送料別)で販売中。
サトウアイにご一報ください。

こっそり買いたいアナタはこちら▼
https://hug-me-shop.stores.jp/?category_id=5e6b14dc2a9a423a9bb76f24
(はぐみショップカート)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?