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相場黙示録ぶべら(1万から4500万編)第5話

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この物語は1人の男がFXと出会い、相場に翻弄されながらも強く生きていく、ほぼ実話を元にした物語である。

第5話 よーぶんと養分

 Twitterで天才達の情報を得て勝てるようになってきた俺は、さらに貪欲になりTwitterを見る日々が続いた。

 そんなある日、全く認知していなかった、よーぶんくんがスクールやりますとツイートしていた。
 過去のツイートやフォロワー数、プロフィールを確認した。クソツイと相場考察が混在していた。本物だと確信した。
 
 スクールは月2万。養分の俺は勢いでスクールに入った。少し勝ち始めていたので、ためらいがなかったのだろう。
 
そしてこの勢いに任せた選択が、資金を大きく伸ばす物となった。

 

 よーぶんスクールでは、リバとりから教わった。
レンジ組んで割れて下に走って一回戻って更に割ったところでエントリー。これは以前noteでみた内容なので理解はできた。
 要は気の早いロングを焼いてツッコミショート燃料にする形だ。
 しかしローソク足が走る瞬間を見分けるのがなかなか難しかったのを覚えている。
 ここで上手くエントリーできればヒゲキャッチってやつになるのだ。
 うまくヒゲキャッチできたら15分の足を見てプライスアクションで値を引っ張るという感じだった。
 
 この時のレバレッジは200ドル逆行でゼロカットというハイレバで設定、もちろん最初は1000円から練習した。
 それに1日に何回もチャンスがあるわけではないので、下手くそでも、そこまで資金は減ることはなかった。
 1000円ワントレードで勝てば出金、負ければゼロカを繰り返す。
 
 1ヶ月くらいだろうか、それくらいの頃になるとエントリーが雑になった。1000円という金額に慣れてしまったのだろう。
 そこで本腰を入れて1万円(軍資金30万)で回す事にした。
 とりあえずの目標は10万円としたが、数回の勝ち負けを挟んだ後、3日目には1万円が10万円となっていた。
 
 俺は利確できない人間であるため、ボラが出る相場では大きく取れていただけである。
 今後この利確できない事が自分自身を苦しめることとなる。

 


次回 データという聖杯

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ふべら @Buberadays

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