相場黙示録ぶべら(1万から4500万編)第7話
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この物語は1人の男がFXと出会い、相場に翻弄されながらも強く生きていく、ほぼ実話を元にした物語である。
第7話 下落という絶頂
強力なエッジを手に入れた俺は、ここで資金を大きく伸ばすことになる。
その頃には結婚もして、少しトレードの時間が削られていたが問題ではなかった。
当時のエントリー根拠はこれだ
4時間足以上の水平
FTXの板
乖離、OI、FR
これらを確認しエントリーポイントに目星をつけておく。
ポイント付近の価格にきたら
一分足のプライスアクション
清算の動きを見てエントリー
エントリー後は15分のプライスアクションを見て建値ストップを入れることが多かった。
このエントリーが4時間足や日足のヒゲとなる。ヒゲ埋めの展開で入り直すことも多かったように覚えている。
利確はエントリーと同じものを見ていた。
このエントリーがうまくハマりETH5000ドルを皮切りに下落の波を取って行った。
気づけば資金は3500usdtまでとなった。
この頃になると600万程度含み益は何度もみたし、日で30万を目標にエントリーしていた。
ただ利益を引っ張ってしまう悪い癖もあり握り潰すこともかなり多かった。
トレード何千万と稼いでも、日常生活の、変化はなかった。
やはり税金面の心配もあったし、億稼ぐには2億みていた。贅沢なんかできる思考ではなかった。
トレードで増えたお金も画面の中の数字でしかない。
金銭感覚をバグらせるのも大事だが、ある程度は日常生活で使う金額と比較した方が半利確など入れやすくなっていいのではないかと思う。
これが俺の絶頂だった。
第一章 完
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ふべら @Buberadays
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