不妊治療つづり6~不妊鍼灸へ通うまで~

 こんにちは。kasanaです。
 今回は、不妊鍼灸へ通いだすまでを書いていきます。
不妊鍼灸とは針とお灸の力をかりて、妊娠しやすい体を目指していく施術です。病院での治療と並行して行うとより効果が得られるらしく、この記事を書いている今現在でも私は通い続けております。女性はもちろん、男性不妊にも効果があると言われています。
 前回泌尿器科クリニックで出された検査結果を携えて、私は自分の血液検査の結果を聞きに産婦人科へ行きました。血液検査の結果は正直よく覚えていないのですが、取り敢えず男性ホルモンの値には異常がなく、その代わりインスリン抗体値が低いということで多嚢胞性卵巣になっている、ということでした。
「じゃあ、この毛深いのとデブは男性ホルモンのせいではないってことなのか・・」と考えていると、せっかち先生が
「じゃあ、タイミング療法から始めていきましょか。」
と話を進め出したので、私は慌てて旦那の精液検査の結果を出しました。
すると、せっかち先生の顔が曇り、
「あーこれは顕微鏡受精じゃないと無理ですね。うちでは出来ないんですよ顕微鏡受精。」
「なぬ!?」
「他の病院紹介しますね。」
と言い、せっかち先生は手書きで幾つか病院をリストアップして、それを見せながら説明してくれました。
「この病院は○○公園の近くにあります。ここは○○通りに、一番のおすすめはここの病院で最先端の不妊治療が受けられます。」
私がぽかんとしていると
「まぁよかったら、妊娠したらまたうちに来てください。」
と言って早々に診察が終了しました。
 待合室で会計を待ちながら、また病院を変わらないといけないのかと落胆し、せっかち先生が書いたリストを見返しました。

「読めない・・・」

そうなんです。せっかち先生、死ぬほど字が雑で汚くて読めないんです。
唯一読める病院名が、最先端の不妊治療が受けられる病院の名前でした。
ここは不妊治療つづり3で登場した病院でも勧められた場所で、「もうこれ以上、病院を変わるのも嫌だし、通うならここか。」と心に決め帰宅しました。
 しかし、出来れば顕微鏡受精などしたくない、あんな辛そうな治療は受けたくない、というのが本音です。そこで以前から目を付けていた不妊鍼灸に通うことにしました。この鍼灸院は不妊鍼灸を専門にしており、すこぶる評判が良いのです。男性不妊にも効果があるらしく、ここで旦那の精子レベルを爆上げしてもらい、自然妊娠を目指そうという魂胆が芽生えました。
 

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