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交換日記小説③〜お前あの頃のあいつじゃん〜

来たぜ、土曜日にやってきたぜ
今回は土曜日までにかけそうなので書いていきますね

日曜日になってるじゃねぇか

いつだって何かうまくいったと思った時に何かミスしてる私です
もう頑張って書いていきます

皆さんは玄関でポリタンクが爆発して水浸しになったことはありますか?
僕はあります、1週間前くらいです

そうです、思ったより人として出来上がってから水浸しにしています

同じことにならないように皆さんにも共有しておきます
特に何がある話ではないのですが長く書いてしまいました。気長に呼んでください

ことの発端は野菜に水を上げようとしていたことでした

今住んでいるアパートの敷地内には家庭菜園ができるスペースがあり、今そこの一部をお借りして、ししとうとピーマンを育てています

下には水道がないので、自分が住んでいる2階までジョウロを持ってきて水を入れてまた下に持っていかなければいけません

いつも通りしたで緑のジョウロを手に取るとって自分の家に戻ろうとした時隣にポリタンクがあるのが見えました

「これで水を入れて持ってきたらもっといっぱい水負ける」

小学生みたいな気持ちで汚いポリタンクを抱えて家に戻りました

水を入れます。案の定いっぱい入ります。嬉しい。畑が喜び、野菜が笑うの目に浮かびます

パンパンに入った水をたぷんたぷんさせながら風呂場から玄関へ向かいます

ん、あれ、なんかぴちゃついてるな

よく見るとポリタンクを持っていた方の足が水浴びしてます

ポリタンクにはうっすら亀裂が入っていたのです
動くたびに亀裂が少し開いて中の水がちょっとずつ漏れ出ています

選択肢は二つ、
風呂場に戻って水を捨ててジョウロで水をやりに行く
もう一つは水を垂らしながら下まで持っていく

今考えれば一択なんですが二択用意してしまった自分

そして二択を間違える私

いっぱい水をあげたい

僕の中の生き続ける小学生がポリタンクを運ぶことを選びます

ただ普通にとってを持っていくと亀裂がパカついて水が減っていきます
どうにかこれを抑えたい

そうだ取手を持たずに亀裂の面を上にして抱えるようにして持っていけば漏れないじゃないか

早速持ちます

20リットル、水に濡れたポリタンク、非力な大人

手は滑りポリタンクは空中で半回転して亀裂部分から玄関に叩きつけられます

弾け飛ぶ水、玄関が一周で湖

水は階段を降りていきます、隙間という隙間から全て流れ落ちます
一階の方ではビチャビチャビチャと水が落ちるのが聞こえます

なんか終わったかも

聞こえる音的に多分終わってる

でね迷うんですよこんな時にも

爆発した水を片付けるか、野菜に水をやりに行くのか

本当は一択なんですけどパニックで二択目生まれるのね

一回この爆発した水を汲んでそれを野菜にあげる最強のプラン思いつきました。完全に馬鹿でした

結果的に気づいた他の住民の方の協力も得て、天気が良かったのもあり、特に何事もなく終えました

今後皆さんがポリタンクを落とすかもしれないので今のうちに僕が今回学んだことを共有させていただきますね

『やばい時ほどシンプルに』です

他の住人が気づいたときに、床に溜まる水を放置して、野菜に水あげにいってたらこのアパートでの生活は終わってました

「アイツが犯人じゃない?」の後に「うわっ野菜に水あげに行った後に拭き出したやん!犯人やん!野菜大好きやん!!」です

野菜大好きって思われないようにみんなも気をつけてくださいね

というわけで小説です。行ってらっしゃい

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