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#タイムリープ実験 (49日目) 夢のコントロール装置

自宅にいる時間が多くなったので、海外のサイトをいろいろ物色していたところ、MITで夢をコントロールするデバイス(装置)を開発中という記事を見つけました。

●MITラボが夢をハッキングするデバイスを開発中
2020/4/13 One Zeroより

MIT(マサチューセッツ工科大学)といえば、アメリカを代表する理工系の大学で、そんな名門校が夢をコントロールする装置を開発していることに、まず驚きました。

ただ記事にもありますが、睡眠時間はわれわれの人生の1/3を占めており、その有効活用は、とてもすばらしいアイデアだと思います。


夢のコントロール装置は、MITのドリームラボ研究チームが、グローブ型のデバイスと、臭覚を刺激して夢に干渉するデバイスの2種類を開発しています。

グローブ型デバイス「ドルミオ(Dormio)」は、人差し指と中指にはめるリング型のセンサーと手首にはめる腕輪型デバイスで構成されています。

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※画像はMITより。

筋肉の動きや心拍数などをセンサーが読み取って睡眠段階を判断し、REM睡眠(浅い眠り)に入ったところで、スピーカーから夢をコントロールするための音声が流れます。

50人に実験を行ったところ、例えば「トラ」という単語を発すると、被験者の夢にトラが現れました。

※被験者のどれくらいの割合に効果があったかは、残念ながら記事には書かかれていません。

ただこのデバイスを使って夢に介入にすることにより、創造性が向上することも確認されたそうです。


もう1つのデバイスは「バイオエッセンス(BioEssence)」と呼ばれるアロマ発生器です。

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※画像はMITより。

ドルミオと同様に心拍数と脳波から睡眠段階を判断し、ノンREM睡眠(深い眠り)に入った段階で、記憶や学習を強化するアロマ(香り)を発生させます。

ノンREM睡眠では、記憶の整理や定着が行われると言われますが、睡眠の邪魔をしない香りによって、潜在意識から記憶を強化します。


バイオエッセンスを開発している科学者によれば、「嗅覚」は、脳の記憶と感情をつかさどる部分(扁桃体と海馬)に直接関係しているため、将来的にPTSDやトラウマによって引き起こされる「悪夢」を、「香り」によって「幸せな夢」に変えられる可能性があるそうです。

記憶を変えるといえば、映画「インセプション」を想像してしまいますが、MITのドリームラボでは、これらのテクノロジーをオープンソース化しようと考えています。

●睡眠ハッキングと研究のためのプラットフォーム
GitHubより

私には技術に関する知識がないのでさっぱりですが、いつかの日かこのようなテクノロジーも「タイムリープ実験」に応用できたらと思います。



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