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12月13日。みんなのダイヤモンド。


いい天気…


朝は雲が厚くて、今日は洗濯物が乾かないかなあと思ったけど、空が晴れて雲がぐんぐん流れてる。


「カーテンコール」
「言ってみたかったセリフ」


少しの時間、自分の心を脇に寄せて、ジンくんの心に添わせてみた。

舞台の板の上に乗っかってる人は、今が「劇中」であることを知っている。

袖にいて、幕が上がる。

明るい舞台。

どんなに役に没頭して、板の上で起こることにどれだけリアリティを持っても、全ては終幕に向かって進行する。全員が。初めから。


終幕の瞬間までずっと、舞台の上で起こる世界を、ずっと壊さず、みんなを連れて包んでくれたね。


「やりとげた」


少し離れた場所で焼いたスフレの、いい匂いをかいでるみたいに、薄く、そっと、感じた。そういう気分を。

ジンくんの髪を短くカットした人の手は、何を思ったかな…。そうしたらすごく涙がぱたぱた出てしまった。髪を切る人が泣いたらダメだろう。毅然と明るくいないとだめだろうなあ…。ああ…、もしかしたら断髪するところもビハインドが公開されたりするのかな…そんな気がしてきたぞ…。

そして、少し小難しくも考えてみる。

全部の意識は、ソースに還元される。
全ての意識の集まるところ。
だから、彼の経験していることを、わたしは経験しなくていい。
彼が経験したものが還元されてソースの一部分になったら、みんなが共有できるものになるからだ。

彼の担当と、わたしの担当は違う。
わたしの担当しているものは、彼の担当とは違う。

彼の担当しているものが何か、考えてみた。

メンバーの誰よりも、この、居場所が劇的に変わる変化の過程の全てを、余すところなく深く味わっている。主体的に、自分の深いところで自分が感じるものを味わい尽くしている。彼に「友達がいない」のは、そのせいだったのかと思えるくらいに。

彼にはあんまり、「自分がどうしたらいいのか分からない」と悩むことがなさそうに見える。「これをする」、と、瞬時に選んでその通りにする。そんな印象。友達に悩みを聞いてもらって相談したり、他人がアドバイスできたりするのは、「自分がどうしたらいいのか分からない」と思っている段階までだ。

彼にはノイズになるのかもなあ。他の人のサゼスチョンや方法論。解釈されたり、勧められれたりすること。自分の掴んでいるものを味わい尽くすのに。そんな気がした。

ジンくんがweverseに書いてくれたコメントの一文には、湖くらいのたっぷりの水が湛えられている。彼が感じているたくさんの情報。そういう「たっぷり」な感じがした。

これがRMくんだったら、このタイミングで発するものを決して3行では収めないだろうな。

そんな、あまりに違いすぎる違いを今更顕著に感じたりして、このBTSの最年長者がメンバー達に、言葉でないもので発しているものがどんなものだろうかと、想像してみたりした。

それにしてもこのコメント。これ、逆にものすごい、ものすごくものすごーーーーいことだよな。ギャグかよ。ネタか。やっぱり一般的には形式に寄っちゃうでしょ!つい、どーーしたって、あいさつしようとしちゃうでしょ!「ARMYのみなさん。僕は…」とか「みなさん。これまで…」とかから始まる何かを考えちゃうでしょ!考えるほどにすっげーな!!そういう、挨拶、謝辞を述べるとかの段階の、先の、その上にいるんだな。彼の精神は。

うん。おかげでいい感じにグラウディングできたわ。

わたしはweverseのアラームをオンにしていないので、先にTwitterのトレンドにジンくんが入っているところから、彼の短髪の画像を見てしまったのだった。オリジナルを見て息を飲みたかった。忘れてたけど、転載ダメだったよな…この世界今更だが…。

ジンくんの写真集のプレビュー、最初見た時「海軍」だと思った。「そりゃきついわ…このタイミングで軍人コスプレ…」と、目の前がくら〜っとなった。でも他の方々が「船長」と捉えていたのを見て、「あ、そっか、よかった!そう、そうよね!」

と思ったら、やっぱり「海軍」だった。

やるな…。やっぱりすごいな精神構造…。


2022年、12月13日。BTSの最年長メンバーのジンくんは活動に一旦区切りを付けて、大韓民国憲法で定められた兵役法によって大韓民国軍に入隊する。

わたしが一番最初にnoteで公開した記事は、2年前、ジンくんについてだった。そうして今に続く。続いてるよ。ジンくん!


それでは、また!


あ、最後にこれだけ言わせてくれ…!

8歳くらいの少女と同じヘルメットが被れるジンくん…そんなジンくんにぴったり合うヘルメットなんてあるのだろうか…。


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