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BTSにJ-HOPEがいれば、スタッフは安心なわけ

こんにちは!パクチーです。
今回は、J-HOPEくんが、スタッフサイドから見たらどれだけありがたい存在かという部分から、彼のパーソナリティに迫りたいと思います。

メンバーが信頼するダンス部長

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BTSのダンスと言って筆頭に上がるのはジミンくんとJ-HOPEくんですが、J-HOPEくんの特筆すべきは「彼がBTSのダンスの質を担保できる」というところです。

彼がいれば、まるでプロデューサーのように、群舞を全体から見た見え方、足りないところ、調整する必要のあるところを、的確に見つけ出し、成立するところまで指示してくれるのです。
J-HOPEくんは(以下ホープとします)、ジミンくんが言うには彼よりもずっと、振りを入れる(覚える)のが早いのだそうで、それはホープの、

「振付家が言わんとしていることの理解」

が圧倒的に早いのだと思うのです。
どういう意図の振りか、それは体のどの筋肉をどう動かせばそのようになるか、という理解が早くて、天性のものであると同時に、やっぱりそれは彼のさまざまなジャンルにおけるダンスの理解や、それを踊り続けてきたことの体の理解の深さによって得られたものだと思います。

他のメンバーに指示が出せるのも、振りについての理解、体についての理解が正しいからこそ的確に出来るのであって、その

ダンスについて、パフォーマンスについてのシャープな理解の深さ

があるからゆえ、年上のメンバーもホープの指示を素直に聞くのでしょう。
(彼の年長者にする指示を聞いていると、「俺はダンスが分かってるから、俺の言うことを聞け」みたいなパワーを誇示するような気配はいっさい感じません。むしろ、機械を整備するような、不備のある部分を調整するというような、ドライで冷静な感じを受けます。)

これは、振付家が振りをつけたら、ホープがいれば次に見たときは自分たちで勝手に上手くなっているのだから、大変ありがたい存在だと言えますし、そういうチームであるからこそのBTSのパフォーマンスだとも言えるでしょう。

でもそれは、そう。稽古場での話。
本番のホープにはさらにすごい力がある…。


彼のステージで彼はいつも「見せたいものを見せている」

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ホビは(以下ホープをホビとします笑)、ライブで見てファンになる人が多いのだそう。ステージ上で発するエネルギーの質が、常にむちゃむちゃ高い!そのパワーが目の当たりにする人々の心を惹き付けるのだと思います。

いつも見て驚くのが、彼がステージ上で、踊っている最中、曲の後半ですら極上の微笑みをまとっていることです(ちなみにジンくんは苦しそうな顔が多い)。

本当に、ステージが、踊ることが楽しいんだな…!

という喜びが、芯から伝わってきます。

「こういうステージを見せたい」
「こういう感じを味わってほしい」
という明確なイメージがあって、それを表現している感じがします。
まさしくプロや…。
という感じです。

以前ツアーのバックステージで、ライブの終了後にジョングクくんが泣いていることがありました。それは出来を後悔するには他のメンバーには気づかれない程度の落ち度だったのでしょうが、それに対してホビが、
「君は体力を配分することを少し考えた方がいいと思う、この先ツアーを続けていくためにも、プロなのだから」
というようなことを言います。

ホビの言葉で、パクチーは以前アルバイトしていた和菓子屋の職人さんの言葉を思い出しました。
「芸術家は、いくらでも気の済むまで時間をかけて100点になったと思ったら作品を発表すればいい。でも職人は、どんな条件下であっても毎日70点以上のものを出し続けるのがプロだ。」

大きなお金を払って、大きな期待を持って見にくるファンたちの為に、どんな条件であっても「満足した」と思って帰ってもらえることが、プロの仕事であり、ホビはアーティストでありながらプロでもある、そのバランスが素晴らしく良い人なんだなと思うのです。

やっと本題。ライブでライブするということ。

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あの大きなスタジアムでライブをするとなったとき、どれだけのスタッフがどのようなことをしているか、イメージがつきますか?

パクチーが舞台の仕事をしていた時、一応都心でそれなりに大きなホールでスタッフをしましたが、もちろんスタジアムとは比較にならないので、憶測でしかありませんが。

まあ、ざっと考えるに、
舞台監督…ステージ上の構造物全てを監督している。演者が乗るステージ台、演出のためのモノを作るところから、そのセット、大道具類を舞台上のどこにおいて、どういう手順で出し入れするかなど。
音響…会場内全てのスピーカーを設置、有線無線でつなぐ、どこからどの音をどれだけのバランスで出るか管理。
照明…あれだけの照明器具を人が設置するんですわ。大変な肉体労働ですわ。設置、正しく信号が送られているか。照明のデザイン。

あとは設営、イスを並べるバイトとかもありますね。大変そう…。

「スタジアムで本番」というケースで動くチームは、複数のチームが秒刻みで膨大なタイムテーブルを滞りなく進行し続けて成立します。それを実現する為に裏ではたくさんのスタッフがわらわらと走り回っているわけです。会場が大きければきっとそれはすごい運動量になるでしょう。本番中に起こるトラブルもあります、それを一瞬の機転で解決していく訳です。

これだけ多大な人数が同時に動くプロジェクトで、時に重要なのは、
ステージ上のことはパフォーマーにしか分からない
ということです。
パフォーマー以外に、あのステージで、あの強い照明の中で、あの音の洪水の中で、心身没頭してパフォーマンスする人間はいないからです。

ステージというのは、時に生死に関わるトラブルが起きてしまう、危険も多くある場所です。例えば、床の素材が濡れると滑りやすいとか、階段が見えづらいとか、照明の加減でステージの端が分かりにくいとか、小さなミスや、見逃した不備が、大きな事故になることもあります。
気候やメンバーの体調で、休息が必要なタイミングや長さも変わります。
しかしパフォーマーが感じる不便は、そこでパフォーマンスすることのないスタッフには分からないこともあるのです。

そこでホビは、プロのパフォーマンスもしながら、
パフォーマンスを客観的に見る演出監督的視点も持ちながら、
舞台がパフォーマンスするに問題のない構造になっているか、
問題を抱えているメンバーはいないか、
ということが、なんと、本番中にも見えている(ように見える…!)。

ホビがいたら、きっとホビは問題がある際はスタッフに的確に伝えてくれるでしょう。ステージの状況を的確に伝えられるスタッフ的な視点を持っているパフォーマーというのは、スタッフにとってはもう、非常に、めちゃめちゃありがたい…!それだけでずっと早く仕事が進むし取り返しのつかないトラブルを防げるから…!
伝わるかなー…?このフタッフイズム…。



その男、情熱的かつ冷徹

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普通、ダンサーあるいはシンガーというのは、ステージ上で今自分が表現している世界に集中しているから、良い意味で自分のことで精一杯ですから、自分がめいっぱい踊りながら、かつ全体を俯瞰して見る演出家のような視点を持てるのは、それだけで個性です。

ホビの中には、めちゃめちゃクールな、冷静な視点が常にあるということです。

ホビのミックステープを聞くと、その感じが少し分かるかもしれません。
正直、ホビの『Hope World』めっちゃいいです。MVがある曲だけじゃなく全部良いです。

パクチー、
「お、意外に明るくないな…」
と思ったのでした。チルっぽい感じもあり、音のセレクトもちょっと品があるというか、落ち着く感じ。ぱっかーんと明るい感じはあんまりありません。でもパクチーにとっては心地よかったのよ。

ホビと言えば思い出すことがあります。

36分40秒あたりで、ジミンからホビへの手紙が音読されます(楽しい日本語字幕がある動画は自分で探してみよう!)。察するにホビは多分、皆もすごく感じていたであろうデビュー後のストレスを、同室の年下のジミンくんを捌け口にしていたようです。年下で逆らえないジミンくんに笑顔でどんな仕打ちをしたか…それはSUGAくんが「ちょっと目に余る」と言うくらいで、可愛くレッドカードを出しながら結構真剣に窘めていました。シュチュエーションを想像すると、なんとなく笑顔の下にクールで冷静なホビがいるのが目に浮かびます。

まあ、パクチーが何が言いたかったかっていうと、このくらいの悪は普通の青年が皆誰しも持っているようなものじゃないですか。

ホビがハッピーで、希望的で、喜びに満ちた青年だということは、ここで言わずともたくさんの人が知るところでしょう。彼の中に肯定的で楽天的な部分がたっぷりと!バランスよくあるからこそ、パクチーが感じた舞台人としての要素の全てが実現可能なのですから。

そしてこの動画でジミンくんによって語られているように、ホビの希望的要素は、「J-HOPE」という名前をつけられたことと共に磨かれていった、磨くことを彼が自分のテーマにした、という意識の結果だということが分かります。

これ、
とある若い男子が、
「どんな大人になっていくか」を選ぶ時に、
最高の選択だと思いませんか?


希望と言う名の奇跡でお願いします。。

ホビが、
美しい顔と裏腹に渋いダミ声でラップをするのも、
ラップだけじゃなく歌も上手いのも、
ダンスはもちろん、
演出家やプロデューサーとしても一流になれそうなのも、
それら全てが、
明るい「希望的パーソナリティー」で包括されているのも、
奇跡だと思いませんか。
そして彼の立ち居振る舞いは、本当にピュア。
すきなもの、服、靴、家族に対して、
好きの表現がめちゃめちゃ自然体。

ということで、
パクチーリコメンドのホビのVLOGでお別れしたいと思います。

きれいな男の子だけど、動きもなんか…優雅なんだよね…。
背中が真っ直ぐで、首筋がきれいだからかな…。

4分58秒あたりからのダンスの自主練、
すごい集中力とキレの間近さがすごいの。
ホビ…、ホビの下半身の筋肉を穴があくほど見つめてしまうけど、どうしたらいいのかな…。



それではbye!


おまけ

ぐは…めっちゃうまい…
体をほぐす目的で踊ってるように見えるにも関わらず…。
ガツッ、ガツッと決まるのに、足の動きがふわっとしてる…音してないもん…ものすごい全身の筋肉の使い方…。
さらにさらに、53分15秒あたりからのホビのハスキーな声も、パクチーむちゃくちゃ好き…。


冒頭の部分でホビと一緒にストレッチして、
皆んなで幸せな気持ちで健康になろう!笑





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