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BTS Jin 【The Astronaut】

心象風景

無表情の青年

3回目を見ても涙が溢れてきた

何かに感動しているというわけではないと思う

ただ、彼の感じてきた世界が流れ込んできた

違和感

異物感

異世界感

真面目に冷静に淡々と真剣でいる青年

暗く、星雲が輝く美しい精神世界

正装して、自分の星に帰れるチャンスに立ち会って

彼にとっての「HOME」へ帰る

彼を誘うベルにベッドの上で微笑む

あなたと僕
終わりようのない歴史
僕の宇宙となってくれたね
僕たちの物語
宛てどなく流れるあの小惑星のように
僕もひたすら流されていた
暗闇の中に見出した
僕のあらゆる夢
新しく始まる物語

あなたといて僕は
ほかでもない
天国を見つけたんだ
あなたといて僕は
ほかでもない
ほかでは決して感じられない

あなたと僕
壊れない星のよう
あなたの夢になって
宇宙を旅する
暗い道を照らしてくれるあの天の川のように
あなたは僕に向かって輝いていた
暗闇の中に見つけたたったひとつの光
あなたへと向かう僕の道

あなたといて僕は
ほかでもない
天国を見つけたんだ
あなたといて僕は
ほかでもない
ほかでは決して感じられない
ほかでは決して感じられない

あなたといて僕は
ほかでもない
天国を見つけたんだ
あなたといて僕は
ほかでもない
人生が、あなたの瞳の閃光が
天国を連れてきた
僕はあなたを愛している
僕はあなたを愛している

訳:パクチー

じっと聴いて、じっと観ていると、着ているもの、小さな表情の変化、背景、小道具、ひとつひとつに彼が経てきたことの象徴を見出してしまうので、それは、ジンくんの望んでいる味わい方とは違うような気がして、ここでは書き表さないことにした。

「幸せな気分を感じて欲しい」って言ってるから。

だから、この曲の一番のハイライトだとわたしが思ったシーンと、ジンくんのためにこれはいい!と思ったPinterestで見つけたフォントで、ヘッダーの画像を、感想の代わりに作りました。この「sparkle」のシーン以上に、わたしが言うべきことはない…。

音楽を聴いて、「K-POPのアイドル」という音楽からも、ジンくんのよく聴く音域からも離れているように聴こえて、彼は「ワールド」の中に音楽的な居場所、「HOME」を獲得しているんだな、もうすでに、という気持ちになった。

難しくない歌詞、難しくないメロディー、でもカメラの前に出さなかった半身をざばっと晒してくれたのだという気がした、すごく抽象度の高い世界だった。なんでもない時のジンくんは、もしかしたらこういう透明な感じで、静かな表情で過ごしているのかもしれないな。

彼が味わっている「天国」の描き方。彼が見ている「天国」の在り方。

それは、彼とわたしは、見ているものもやっていることも、何もかも違うのに、どうしてか良く分かるような気がした。

…もっと見ていたいなあ!

世界中でそう思う人が、きっとたくさん、たくさん、いるんだろう。



それでは、また。




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