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BTS(防弾少年団)の活動休止と言われるの本当の理由とは・・・


BTS(防弾少年団)活動休止?を発表

左からV・SUGA・JIN・ジョングク・RM・ジミン・J-HOPE

今、とても話題になっているBTS(防弾少年団)の団体活動休止。
解散するわけではないときいて、ARMYたちは混乱していますよね。

様々な憶測を呼んだ「真のバンタン会食」の動画。

▲BTS (방탄소년단) ‘찐 방탄회식’ #2022BTSFESTA-BangtanTVより引用


この動画が配信されたのは6月15日。
その次の日には、”BTS活動休止”という言葉が
テレビやネットなどさまざまな媒体で飛び交いました。


しかしBTS(防弾少年団)のメンバーたちは
活動休止とは一言も言っていません。

それはどういう意味なのでしょうか?


その状況について紐解いていきたいと思います。


※今回は私の個人的な考察・主観ですので
本来のメンバーの意図と反するものがあるかもしれません。
個人の意見としてみてください。



ONが終わったら休む予定だった

AMA's(アメリカンミュージックアワーズ)にて「今年のアーティスト賞」受賞


2020年2月26日、BTS(防弾少年団)は『ON』という曲をタイトル曲とした『MAP OF THE SOUL : 7』というアルバムをリリースしました。

『MAP OF THE SOUL 』とは直訳すると「魂の地図」という意味になります。

それ以前にBTS(防弾少年団)は『花様年華シリーズ』とよばれるアルバムをリリースしてきました。※花様年華については詳しく説明している方がいるので、検索してみてください。

その『花様年華シリーズ』の肝となるものが「魂の地図」と呼ばれていました。

その「魂の地図」という名前の付いたアルバムは
間違いなく彼らの集大成を表すようなものでした。

メンバーそれぞれの思いが込められたソロ曲も含まれてた全19曲のアルバムは間違いなく彼らの全てを出し切ったといっても過言ではないアルバムだと思います。

▲アルバム『MAP OF THE SOUL』


「真のバンタン会食」でメンバーが「ON(このアルバム発売)の後に休むはずだった」と言っています。

彼らはこの集大成であろうアルバムの後、休もうと決めていたようです。


それはなぜなくなったのでしょうか?



BTSと兵役問題

最年長JIN(ジン)の兵役がささやかれているが・・・



2020年2月26日にアルバム『MAP OF THE SOUL:7 』をリリースしたBTS(防弾少年団。

しかしその直後、世界はがらりと変わってしまいます。

新型コロナウィルスが世界中で流行してしまいました。


「真のバンタン会食」でもメンバーが「この新型コロナウィルスの影響で、彼らのスケジュールが全て変更になった」と言っていました。

その変更内容と、今回の団体活動休止について私なりの見解をまとめてみたいと思います。


韓国には徴兵制度が存在し、男性は満20~28歳の誕生日を迎えるまでの間に兵役に就く義務がある。

皆さんがご存じの通り韓国では徴兵制というものがあり、上記をクリアする韓国国籍の男性は兵役の義務があります。

また、韓国では兵役を経て大人の男になると言われるほど男性であれば通過点のようなものです。


それはもちろんBTS(防弾少年団)も例外ではありません。


私はおそらく、アルバム『MAP OF THE SOUL:7 』リリース後に各メンバーが兵役へ行く準備をしていたのではないかと思います。


実際、当時の年齢でいうと最年長のJIN(ジン)は当時誕生日である12月4日が28歳になる年でした。

各日にJIN(ジン)は兵役へ向けての準備を進めていたと考えられます。


Dynamite(ダイナマイト)のヒットで一転

「Dynamite」は世界で人気に!


2020年8月21日にBTS(防弾少年団)は『Dynamite(ダイナマイト)』という曲をデジタルシングルとして発売しました。

これは世界が新型コロナウィルスのパンデミックで混乱している中でBTS(防弾少年団)が世界中に元気を与えようとリリースしたものでした。

明るくて軽快なディスコポップ。“幸せ”、“自信”というメッセージを込めました。
”幸せ”、”自身”をというメッセージを込めました。まるで走っていて転んでしまったような気分になるこの頃ですよね。そういう人々に捧げる曲です。【SUGA(ユンギ)】
https://www.barks.jp/news/?id=1000186383
《Light it up》という歌詞があるのですが、この歌詞を聞いて元気を出してほしいです。BTSが皆さんに聴いていただきたい歌です。
【JIN(ジン)】
https://www.barks.jp/news/?id=1000186383
初めて聴いてみんな気に入りました。聴いていて楽しくなって。英語の歌詞がメロディにぴったりで、英語で歌うのが合うという意見が出ました。
【V(テテ)】
https://www.barks.jp/news/?id=1000186383
全世界が大変な時期で、予想もできないですが、そんな虚脱感や無気力感を感じて、抜け出す突破口が必要だった時に新しいチャレンジになると思いました。
【JIMIN(ジミン)】
https://www.barks.jp/news/?id=1000186383
初めて聴いたときの気持ちいい感じを生かそうと思って作業しました。聴いている方々が元気が出るように作業しました。
【J-HOPE(ホソク)】
https://www.barks.jp/news/?id=1000186383
(ダンスは)曲の雰囲気にぴったりの軽快な感じです。真似できる動きが多いので、ファンの皆さんもぜひ家で踊ってほしいです。
【Jungkook(ジョングク)】
https://www.barks.jp/news/?id=1000186383

※引用記事にRM(ナムジュン)のコメントがなく掲載できず申し訳ないです。。。


この『Dynamite(ダイナマイト)』は世界中で大ヒット。
世界最高峰の音楽の祭典「グラミー賞」にもノミネートされるなど、誰もが知っている曲となりました。

この『Dynamite(ダイナマイト)』のヒットが彼らを「世界のBTS」と呼ばれるまでに進化させていったのです。


これをきっかけに韓国は2020年12月にある法案を可決しました。

BTS(防弾少年団)などのポップスターらが、同国男性の義務となっている兵役を30歳まで延期できる。

これによって最年長JIN(ジン)の兵役期間も伸びたのでした。


BTS(防弾少年団)メンバーたちの混乱


※ここから本当に憶測ですので、一個人の意見として読んでください。


『Dynamite(ダイナマイト)』のヒット、韓国でのポップスターの兵役延期の法案可決により活動が継続できるようになったBTS(防弾少年団)。

しかしこれが彼らに大きな混乱を招いたものと考えられます。

実際は2020年のうちに兵役を迎える、もしくは兵役期間を決定するはずであったであろうメンバーたち。

韓国の男性アイドルは避けて通れない道です。


しかし新しい法案により活動が「許された」ように見えますが、それは彼らが本当に望んでいることではなかったのではないでしょうか。

「真のバンタン会食」でもRM(ナムジュン)がこのようなことを言っていました。

『ON』や『Dynamite(ダイナマイト)』まではグループは自分の手の中(届くところ)にあったのですが、『Butter(バター)』や『Permission to Dance』以降は、どのようなグループなのかわからなくなりました。
https://www.youtube.com/watch?v=1t0iJ7F_k9Q&t=4s

『Dynamite(ダイナマイト)』のリリースは「世界を元気づける」というメッセージがあったのですが、それ以降はどんなグループか分からなくなった。

ということは、『Butter(バター)』以降は彼らが望んでいなかった方向に進んでいったということだと思います。


『Dynamite(ダイナマイト)』のヒットにより、おそらく事務所の意向で曲を発表する形になったのではないかと推測できます。


今まで韓国語で歌ってきた彼ら。
日本語バージョンはあれど、韓国語で彼らのメッセージを込めたものでした。

『Dynamite(ダイナマイト)』は「英語が似合う曲」という意見があり英語でリリースされたものですが、それ以降は”英語の方が世界で売れる”という意向を持ってリリースされたように思えて仕方ありません。


『Butter(バター)』の作詞作曲は実際BTSのメンバーではありません。
彼らはインタビューでこう答えています。

多くの選考を経て選ばれた「Butter」はとても完成度が高い作品でしたが、ラップパートに少し僕たちらしくない部分があって、その部分は自分たちのスタイルに変えようと思って参加することになりました。(中略)
参加することができて大変光栄ですし、楽しい経験でした。
【RM(ナムジュン)】
https://idea-noto.com/bts-butter-songwriting/

”自分らしくない部分”を自分たちのスタイルに変えた。

これは今まで自分たちで作詞作曲をしてきた彼らはどう感じたのでしょうか。

『Dynamite(ダイナマイト)』も作詞作曲者は違いましたが、そこまでは世界を元気にするという目的がありましたが、『Butter(バター)』のリリースに関してはメンバーが切望してリリースしたものとは違う印象でした。


より「世界のBTS」を確立させるためだったように思います。
この『Butter(バター)』が前作の『Dynamite(ダイナマイト)』を超える勢いでヒットしていきました。

AMA’s(アメリカンミュージックアワード)をはじめ、様々な賞レースで受賞・ノミネートされた『Butter(バター)』。

彼らはその時、何を思っていたのでしょう。。。


そしていまだに「BTS(防弾少年団)の兵役免除」を国会や世間が騒いでいることにどのような感情をいだいているのでしょう・・・。


真のバンタン会食の心理とは

アルバム『Proof』を2022年6月10にリリース


私の憶測をまとめます。

・彼らは『ON』がタイトル曲である『MAP OF THE SOUL:7』で兵役のため休止するはずでした。

・しかし世界がパンデミックで混乱し、その間に世界を元気づけようと『Dynamite(ダイナマイト)』をリリースしました。

・その『Dynamite(ダイナマイト)』がヒットし、兵役期間も2022年まで延長となる。
JIN(ジン)は兵役についてのインタビューで「兵役問題は会社とたくさん話し合い、会社側に一任する方向に決めました。 会社の言葉が、まさに僕たちの言葉です。」とコメントしています。

・その後会社の意思であると思われますが、『Butter(バター)』や『Permission to Dance』をリリース。BTS(防弾少年団)メンバーたちは、会社の意向で発表した曲が世界中で大ヒットしたことに混乱していたと思います。

・そしてそのヒット後「BTS(防弾少年団)の兵役免除」がささやかれるようになりました。

その兵役免除にARMYたちも賛否に分かれ騒ぎました。
兵役は義務だから待っているというARMYもいれば、免除されてもおかしくない功績を残しているというARMYもいました。

その言葉は彼らにとってはどうでしょうか?
会社の意向で出した曲が大ヒットして、兵役免除がささやかれるまでになった。

極論を言えば
「兵役に行かない代わりに、本人たちの意志関係なく今後もヒット曲を出して国や会社やARMYに貢献してくれ」
と言われているように聞こえているのではないでしょうか?

おそらくBTS(防弾少年団)のメンバーたちは、ARMYの意向も考えてくれたともいます。
”これからも続けて活動したほうがARMYたちは喜ぶのではないだろうか”

しかしここには常に葛藤が出てきます。
”自分たちらしい曲を諦めて曲を出すことに意味はあるのだろうか”

彼らはいつもARMYのことを考えていることは、ARMYであれば分かるはず。
ARMYのためにできることをこの時にたくさん考えてくれていたはずです。

それは「真のバンタン会食」でもメンバーが話しています。


彼らは兵役に行くことを望んでいないわけではないことはARMYであれば知っていると思います。

そして韓国では”義務”である兵役。

今彼らは、
兵役免除にならなくていい。きちんと兵役に行く。その間は個人活動を中心に行う。兵役後、BTS(防弾少年団)チャプター2を始めよう。
という意向なのではないでしょうか?

今回の騒動のまとめ

ホワイトハウスに招待されたBTS(防弾少年団)


韓国では”兵役を終えてこそ”大人の男になる”と言われるほど、男性には成長での過程に必須なものです。

彼らは「世界のBTS」と呼ばれるようになり、国連でのスピーチやホワイトハウスへの招待など大役を担うようになりました。

しかしそれは彼らが望んだ方向とは違う方向だったのかもしれません。
なぜなら兵役にいってこそ「男だ」と言われる国だから・・・。


JIN(ジン)の兵役の発表がそろそろでは?と言われています。

もし韓国でBTS(防弾少年団)の兵役が免除とならず、メンバーが兵役に行くことになったとしたら、この憶測があっていたかもしれません。


「真のバンタン会食」で
「全部は語れないのが申し訳ない」と言ってた全部とはなんだったのでしょう。


彼らの幸せを願うために、私はただひたすら彼らの選択を推していくだけだと思います。


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