当たり前が当たり前でなくなり、それがまた当たり前になる

新型コロナウイルスが全世界で蔓延して早一年。
生活様式はガラッと変わってしまった。
マスクの着用、アルコール消毒、ソーシャルディスタンス...
はじめは違和感があったが今ではもう当たり前になりつつある。

もう一つ僕の生活を大きく変えてしまったものがある。
それはSNSの生活だ。
これまでは飲みに行ったり旅行に行くと必ずSNSに投稿していたが、自粛ムードで何処かに行った写真などを載せた投稿がしにくくなり、特に飲み屋などの投稿はほとんどしなくなった(実際あまり飲みに行ってないのもあるけども...)。
はじめは飲みに行っても投稿出来ないのでモヤモヤしていたが、次第にそれもなくなってきた。

それと同時に承認欲求を満たすためにしていた行動は、正しいのかと疑問を感じるようになってきた。

SNSに投稿すればいいね!などの反応がある。いいね!が増えると承認欲求が満たされ、少ないと不安になったりする。だからいいね!多くもらえるような投稿をしようとする。
これはいいことだけどそこに拘り続けると、その時に目の前に広がっているものを素直に感じられず、SNSを介してでしか感じられなくなってしまうのではないかと。

例えば食べ物が来た時とかに"美味しそう"と思うのと同時に"どうやったら美味しそうに投稿できるか"を考えていた。そうなると見ている対象が料理からフォロワーに代わり、目の前のものを純粋に楽しめていないのではないか。というなんともよくわからない感情が生まれてしまった。

だからこれからはSNSも大事だけど目の前に起きていることをもっと大事にして、純粋に楽しんでいこうと思う。

これが僕の新しいSNSの生活様式。

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