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配慮と甘やかし その1

部下の仕事に首を突っ込むようになって、
どうにか自分の仕事も回り出して、
居場所が少しずつ出来てきた今日この頃。

上司から呼ばれ。

「あなたの部下の○○さん、
 嫌な仕事を後回しにしてる感じがある」
「後回しにしないように伝えて」

後回し?
それダメなこと?
至急要件じゃなきゃいいんじゃない??

と思いながらも、
上司に、
・具体的にどの業務か
・やらないのか着手が遅いのか
・それが本人にとって負担なら別の人と交代させていいか
を確認しつつ、
本人にも聞いてみることに。


部下曰く。

「やっていないわけではないが、
   苦手意識があるものに対して、
   確かに後回しにしているものがある
   でもその日中に終わらせてはいる」

だそうな。

とりあえず苦手な業務とどう向き合うか。

「苦手なら、
 私と苦手な業務の件数分け合おうか?」
と提案。

「ありがたいです」と部下。

「でも私からもひとつ提案。
   苦手な業務後回しにせずに、
   朝イチでやっちゃうか、
   私がやり始めるタイミングで一緒にどう?

 やりながら、
 お互いに参考になる部分ありそうだし、
   業務的には、
 あなたの方が長くその業務をしてるから、
 手順とか勉強させてほしい」

すると部下の口から、
「今まで苦手だっていうことすら憚られる雰囲気だったので…
みんな出来てるのになぜあなたは出来ないのか?
と聞かれることが辛くて…」
と言われ。

もうなんなのよ、
この部署。

みんな得手不得手があって、
そこはフォローしていくもんじゃないの?

苦手なことでも頑張れる根性者もいるし、
苦手なことから逃げたくなる人もたくさんいて、
逃げずに、
うまくやれる方法を個別に考えていったらいいんじやないの?

と疑問を抱えつつ、
とりあえずこの部下を見守ることに決めたんです。


 

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