見出し画像

2020年 初プレイのボドゲ マイベスト10

年が明けて2021年となってしまいましたが、2020年に初めて遊んだボードゲームで特に面白かった10個を紹介します。リストとしては以下の通り(順不同)。

●創作・同人
異世界ギルドマスターズ
ぬくみ温泉繁盛記
アマルフィ
アリアドネー

●日本語版
ヌースフィヨルド
コール・トゥ・アドベンチャー

●妻と
リトルタウンビルダーズ
街コロ通

●子どもと
ペンギンパーティー
めざせ!ミリオンヒットメーカー

創作・同人部門と日本語版部門について

今年はコロナ(COVID-19)の影響でボドゲ仲間とほとんど会えなかったため、今回ベスト10に入ってきたのはいずれもソロ回しできた作品です。このご時世、ソロプレイの有無が大事な要素になってきてますね…。

異世界ギルドマスターズ

異世界ものの雰囲気を堪能できる重量級ゲーム。複数の名作を下敷きに独自性も加えて遊びやすくチューンされたシステムで、数々のイベントによる拡大再生産やストーリー作りに没頭できます。何より受付嬢と好感度システムが最高なのです。

ぬくみ温泉繁盛記

増改築で人気の温泉宿を作るワーカープレイスメント。創作・同人部門の他作品からはテーマ愛や実験精神などの情熱を強く感じますが、この作品から感じるのはものすごく丁寧で端正な仕事。アート、ユーザインタフェース、システムが全て遊びやすくまとまっててワカプレ初心者にも通にもお勧め。

アマルフィ

ルネサンス期の海洋都市を、交易で得た富で文化を盛り上げ再興するゲーム。ジャンルとしてはワーカープレイスメントを中心に据えたリソースマネジメント(資源管理)…かな?短期目標(食糧供給など)と長期目標(称号など)に加え、超短期の行動指針として資源とワーカーをうまくやりくりする独特のプレイ感が魅力。レビューはやく書かないとなあ…。当時の偉人わんさかフレーバーも良いのです。

アリアドネー

12/31初プレイで電撃ベスト10入り。王女のお眼鏡にかなう立派な勇者になるため仲間と世界を駆け回る変則ワーカープレイスメント。コンポーネントがやたら多く準備が大変、説明書別冊見ないとアクションの中身が分からないなどのアラはあるものの、このゲームでしか味わえない強烈な魅力があります。

ヌースフィヨルド

施設を建てたり長老の協力を得たりして北欧の漁村を発展させるワーカープレイスメント。ワカプレといえばこの人、ウヴェ・ローゼンベルクの作。ウヴェ作品は代表作であるアグリコラRも2020年にやったんですが、ヌースフィヨルドの方がハマったなー。北欧の海と森の雰囲気、増員や食糧で汲々としないとこなど、のんびりとした感じが自分には合ってたのかも。株や魚の動きの独特さもいい感じ。

「妻と」部門について

「妻と」部門に2作品は妻との対戦で活躍したゲームたち。妻との対戦でも色々とエピソードがあるんでこれもそのうちまとめたいなあ。

リトルタウンビルダーズ

猫の開拓地で街作りの貢献度を競うワーカープレイスメント。施設建設で共有マップがどんどん賑やかになる街作り感、施設が半共有なことで生じるインタラクションが独特。プレイ時間小、手詰まりになりにくい、かわいいという点からワカプレ入門にもお勧めです。

街コロ通

あの街コロが今風にチューンされて帰ってきた!ランダムセットアップと初期建物選択でリプレイ性と戦術性がアップ。必要ランドマーク数やサイコロ2個振り条件見直しで展開もスピーディに。最後はダイス次第、でも作戦もあるよ…というバランスも含め、気軽にできる中量級としてとてもお勧めです。

「子どもと」部門について

子ども向けのボドゲとしては最近はダイソーのも大活躍してるんですが、2020ベスト向けには長女の価値観に影響を与えた(と思われる)ゲームを選んでみました。

ペンギンパーティー

子どもでも遊べるシンプルルールでボードゲームらしい駆け引きを味わえるクニツィアの名作。日本版はアート超かわいい。長女がこのゲームを通じて「私の赤が少ない→お父さんは赤たくさん持ってるはず→まずは赤出せるルートを潰す!」的な勝負勘を身に付けつつあり末恐ろしい。

めざせ!ミリオンヒットメーカー

言葉を組み合わせてヒット商品を考えるゲームの子ども版。類例がありそうなワードゲームですが、ミリメカの真骨頂は厳選された膨大なワード。手軽に面白商品を作れます。子供の商品プレゼンを聞くのも超楽しい。お絵描きルールのめざせ!天才アーティストもお勧めです。


2021年もぜひ面白いボドゲを遊んでいきたいものですねっ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?