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金曜日の日記

気が付けば金曜日。今週は忙しい週で(一週間をどうやって区切るかは人それぞれと思います。私は、月曜から金曜が一週間で、週の始まりは月曜日。土日は一週間には密着していなく、プラプラとぶら下がっている感じ)、やっと金曜日という気もする。

今日がんばれば明日は土曜日。
夫が土日の予定を聞いてきたから、何もないと教えた。ああ、何もないっていいなあと、私はしみじみ思った。
夫が出勤する出がけの時に、明日山登りしようかと言い出した。必要以上に拒否反応してしまった。
「え、全然行きたい気分じゃないよ」
「あ、そうなの?」
「うん」
何考えてんのこの人と思いつつ、なんかかわいそうになった。
「どうしても行きたいなら、行ってもいいけど……」
そのまま夫は出勤した。

さっき夫に電話した。
「絶対に明日山登りしたいの?」
「いや、絶対じゃない。ただ、天気もいいしなあと思っただけ」
「そう、じゃあ、絶対じゃないなら、私全然山に登りたい気持ちになれないから、行かなくてもいい?」
「ああ、じゃあ、また今度にしよう」

これで終わったはずなのに、私はまだ山登りのこと考えてる。
期待に応えなければならないっていうのと、山登りに行きたくないっていうのが混ざってる。

脚が少し不調で、もしもすごく脚が痛くなったら、日常生活はどうするんですか? とも思っている。夫も、そこまでして山登りに連れて行きたくないだろう。

山登りという山登りをしたことがないから、山登りの魅力はわからない。
子どものころ、山で遊んだのは楽しい思い出ではある。子どもに山登りを経験させた方がいいという、経験大事経験大事、なんでも経験させた方が良い良い人の言い分も聞こえてくるし、私の中にもその考えはあるのだ。きっとそれは本当なんだと思うけれど、だからって、山登りたくないのに山に登る必要があるんだろうか。必要があるものだけで時間を埋めるっていう考えは間違っていますよ。はい、そうですね。

山登りのことで頭がいっぱいで使えない頭になってるから、書いたらすっきりするかと思って書いたのだけれど。

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