偽ラタトゥイユ 2

偽ラタトゥイユを作ってきた。偽だけあって、すぐにできた。こんなんならすぐにやれと、思ってしまう。
それで、ほんとうに目下することがなくなったので、すごくうれしい。
わたしの家の窓から、ゴミ集積場までの長い道が見えて、わたしはそ道を歩いて、ごみを捨てにいく。
ゴミを捨てるのは、八時半までに済ませなくてはならない。燃えるゴミの収集車は、八時三十五分になれば、わたしの家の窓から見える道を、ゴミ集積場まで走っていく。その車を、追いかけるように走る、近所のお母さんがいて、ジョギングの人も、いる。犬の散歩中に、犬が駄々をこねたのか、飼い主が犬を抱っこしている。知っているおじさんかと思ったら、違うおじさんだった。犬を抱くのは暑そうだ。


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