ダブルフェイス
土、日、月にわたって、映画を三本みました。土曜日にみたのは、「ダブルフェイス潜入捜査編」。日曜日にみたのは、「ダブルフェイス偽装警察編」。月曜日にみたのは、「インファナル・アフェア」。
インファナル・アフェアは、ダブルフェイスの元になった中国の映画です。中国では、インファナル・アフェア一本の中で、潜入捜査側と偽装警察側を描いていましたが、日本版にした時に、二つに分けちゃった感じです。
二つにわけたことと、日本人脚本家さんの気質なのか、日本版の方が、展開や背景や登場人物の感情がわかりやすい。先に日本版をみなかったら、ストーリーが理解できなかった可能性があるくらいに、中国版は、なんていうか、サラーっとしてる。もやーっともしてる。私がみる能力低いだけかもしれない。
まあ逆に言えば、日本版は、ここまで描いてやったんだから、その通りわかれよ、という雰囲気があるかも。
ベタだけれど、効くなあと思った演出は、家族や将来の希望を語った人物は死ぬ、やつ。死ぬから語るのか、語るから死ぬのか、もうなんだかわからないのだけれど、効きますね。
ダブルフェイスは、今までに何度か、どちらの編もみたことがあって、みるたびに、かなしい映画だなと、夫と言い合う。でも、詳細の部分までは二人とも覚えていなくて、今回も、いろいろびっくりできました。
和久井映見がかわいい。蒼井優が髪が短い。香川照之が面白い。西島秀俊がトニーレオンっぽい。
中国版では、潜入捜査官をトニーレオン、偽装警察してるヤクザをアンディラウが演じているんですね。
アンディラウの髪型ですが、スポーツ刈りが伸びたような髪形をしているんです。襟足が刈り上げていなくて、伸びていて、不思議なんですけれど、似合ってました。
和久井映見が経営している精神科は、すごく診療費が高いと思う。保険使えるのかな。カウンセリング専門のところなのかな。なにがともあれ、自立した女の人の恋愛は素敵だなと思いました。
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