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【WS】門扉リコリコ(PR追加後)

ご無沙汰しております。蒼流と申します。
忘年会も終え、積んであったゲームや本の消化にいそしむ12月末です。

今月は「推しの子」のトライアルデッキ&ブースターパック、「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」のブースターパック Vol.2が発売されました。
発売がWGPの全国決勝直前ということもあってか、大会に持ち込まれていきなり結果を残したりはしていないようですが、規制後の環境には顔を出してくるポテンシャルを持っていそうな印象です。
「葬送のフリーレン」のトライアルデッキも発売されましたが、ブースターパックの発売は2024年4月12日ということで、購入を検討している方はもうしばらくお待ち下さいという感じですね。

12月13日の戦略発表会では新たに「映画クレヨンしんちゃん」のトライアルデッキ&ブースターパック、「ホロライブプロダクション Summer Collection」のプレミアムブースターが発売されることが発表されました。
さらに12月16日のジャンプフェスタ2024にて「キャプテン翼」のブースターパック、「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」のトライアルデッキ&ブースターパックの発売も発表され、11月27日に行われた生放送内での参戦タイトル発表に続いて怒涛のラッシュが続いています。
1月6日のブシロード新春大発表会2024でも参戦タイトル発表があるようなので、そちらも要注目です。

筆者の方はと言いますと、先月に「リコリス・リコイル」のプレミアムブースター追加の発表を受け、「リコリス・リコイル WS特別大会」で配布されたPRカードを、そのうち集めようと思いながら放置していたけど、再録されなかったら面倒すぎるからいい機会だし集めるか。ということで、PRカードを組み込みつつ調整をしていましたので、そのデッキについて書いていこうと思います。

今になって見ると粗だらけですが、PR追加前の構築はこちらの記事に。
当記事も一部重複している内容があります。

※互換名や俗語が出てきたりするので、それらがわかる人だと読みやすい内容だと思います。


前置き

「リコリス・リコイル WS特別大会」にてPRカードが4種追加されました。

疑似リフ拳、バウンス、特徴消し、4点以上の自動効果バーン無効と、それぞれ一芸を持っており、クリティカルな状況で使用できれば大きいリターンを得られるので、一通り採用しつつ、アクセスをしやすくしておくのが得策になりそうです。

構築コンセプト

フィニッシャーについては変わらず「これからも続く日々 千束」「これからも続く日々 たきな」を採用することになるでしょう。
新たに増えた4種全てがレベル3で運用が視野に入るので、強みは増した形になります。

基本的には8ストックある状態で、前列に「これからも続く日々 千束」を2枚、「これからも続く日々 たきな」を1枚、後列に「ウォールナットの正体 クルミ」1枚配置し、対応クライマックスの「2人で過ごす日々」を置くことを目指し、余ったストックで追加アクションを狙うのが理想になります。

ストックが足りない場合は1面を「久々の再会 たきな」とすることで、6ストックでの盤面形成が可能です。

レベル3になる前も、各種ピンポイント採用のカードへアクセスをしやすくしたいので、なるべく狙ったカードを拾いつつ、ストック形成をしたいので「相棒 千束&たきな」「喫茶リコリコ 千束」についても続投です。

2面「相棒 千束&たきな」1面「喫茶リコリコ 千束」を複数ターン継続できるのが理想で、手札を維持しながらトリガーしたクライマックスを「喫茶リコリコ 千束」のコストにすることでストックの無駄遣いをせずに山札の圧縮率をキープできるような形を目指します。

前回は身代わりとソウルパンプによるアグロを主戦術としていましたが、ある程度とれる戦術が増えたため、そちらは採用せず、ハブになれるカードを増やします。

メインフェイズ中に任意の回収ができるカードが欲しいので、赤なので少し使いづらいところはありますが「娘?との再会 ミズキ」を追加することにしました。

また、色発生がシビアになるので、「ファーストリコリス フキ」を採用することで、後出しでの青発生を考慮した立ち回りができるようにしておきます。

デッキレシピ

デッキログ:https://decklog.bushiroad.com/view/1C5PQ

採用カード説明

レベル0(18枚)

酔いどれ?店員 ミズキ(4枚)

登場時に相手前列のキャラのパワーを-1000する効果と、舞台から控え室に置かれた時に手札1枚をコストに4ルックしてレベル1以上のカードを手札に加える、所謂フカ次郎互換効果を持っています。
序盤にストックを使わずレベル1を探すのが基本の役目ですが、前列-1000で低パワーキャラの焼却を狙ったり、終盤に控え室のカードを増やしたい時に圧殺して4ルックしたりと、出番は多め。
黄色発生も兼ねて4枚。

ウォールナットの正体 クルミ(2枚)

1コストと自身レストで控え回収の4枚集中を行う起動効果と、自分がクライマックスを置いたときに相手のデッキトップを2枚見て操作できる自動効果持ち。
リフレッシュ後に手札を整えるのに集中として使うのはもちろんですが、「これからも続く日々 たきな」での不確定ダメージが入るか確認できるため、リーサルターンには必ず後列に置きたいカードです。
アクセスできないと困るので2枚。

最期の役目 千束(2枚)

自分が相手の自動効果で4点以上のダメージを受けなくし、他の自キャラにパワーを+500する永続効果と、自身のレストをコストに自分のレベル置場のカードと控え室のキャラを入れ替える起動効果を持っています。
メインになるのはバーンメタで、バウンスされることを考慮して、有効な場合は2面配置をしたいので多めにしたい反面、役割が限定的のため難しいところ。
現在は「甘美の零龍喚士・ネイ」を意識して2枚採用としていますが、割り切って不採用とし、「ファーストリコリス フキ」「ギタリスト 千束」「送り迎え ミズキ」あたりと入れ替えるものありです。

喫茶リコリコinハワイ ミズキ(1枚)

登場時に手札のクライマックス1枚と盤面の自キャラ1枚をコストに控え室のクライマックスを回収する自動効果を持っています。
クライマックス入れ替えはプール内にもう1種ありますが、こちらのストック消費を抑えられ、盤面のキャラを能動的に控え室へ送れるところを評価してこちらの採用。
基本的には保険としての採用なので1枚。

遊びに行こう 千束(4枚)

相手のアタックフェイズ始めに自分の前列の空いた枠へ移動する効果と、舞台から控え室に送られた時に1コストと山上1クロックで控え室のキャラを回収する効果を持っています。
マリガン時にレベル1を強気に捨てられるようにしたいので、効果を使えれば控え室のキャラを確定で回収できる点を評価して採用。
赤発生も兼ねて4枚。

私の役目 たきな(1枚)

登場時に自分のデッキトップを確認して、《リコリコ》か《武器》のキャラであれば自キャラ1体にパワーを+3000する効果と、同じく登場時に1ストックをコストに相手の舞台のキャラが持つ特徴1つを選んで相手のキャラ全てから発動ターン中その特徴を消し去る効果を持っています。
2つ目の特徴消しが非常に強力で、相手のパワーパンプ条件やカウンターイベントの発動条件を満たせない状況を作ることができます。
基本的にはピンポイント運用なので1枚の採用。

良好な変化 たきな(1枚)

後列配置時に自分の前列キャラが控え室に置かれた際に自身をコストにそのキャラをレスト状態で復帰させる効果と、1ストック自身レストで1ドローの5枚集中を行う起動効果を持っています。
身代わりが本体で、集中は1ストック使いたい時に使う程度です。
「応えるワケ 千束」の起動効果の身代わりとすることで、2面バウンスを狙うこともあります。
選択肢の1つとして1枚採用。

ファーストリコリス フキ(3枚)

自キャラがダイレクトアタックした時に相手前列のキャラ1枚にパワーを-1000する自動効果と、舞台の自身をクロックに置くことで4ルックしてキャラを手札に加える起動効果を持っています。
レベル0でのパワーライン調整や焼却を担いつつ、レベル1に上がった直後の青発生補助やレベル3に上がるためのクロック増やし、山札削りなど役割は多め。
動かしやすさを評価して多めの3枚採用。

レベル1(11枚)

喫茶リコリコ 千束(4枚)

自ターン中パワーが+3000される永続効果と、アタック時に1ストックを支払うことでトリガーチェックを2回行う自動効果を持っています。
ストックに送られたクライマックスを無料で控え室に送るのが主な役目ですが、リフレッシュ後からはクライマックスのトリガーを目当てに効果を使うこともあります。
ストックの積みやすさを重視して多めの4枚採用。

娘?との再会 ミズキ(2枚)

自身のリバース時に対面キャラのレベルが1以下ならリバースさせられる自動効果と、手札1枚を控え室に置いて自身を山札の下に戻すのをコストとして、控え室のキャラを回収できる起動効果を持っています。
ストックを消費しないで控え室のキャラを回収できるカードとして2枚採用。

相棒 千束&たきな(4枚)

登場時に他の自キャラがいればパワーが+2000される効果と、アタック時にクライマックスコンボで2落下したカードにおけるレベル合計以下のカードを回収し、自分のデッキトップ2枚を任意の順番に変更できる効果を持っています。
2落下回収後の2ルックトップ操作が見た目以上に強力で、3面並べるのも良いのですが、「喫茶リコリコ 千束」が1面いることでクライマックスのトリガーをしつつも綺麗なストックを生成できます。
クライマックスコンボ要員として4枚。

不本意な転属 たきな(1枚)

レベル1の1000助太刀と、使用時に手札2枚をコストとすることで、レベルが相手のレベルより高いキャラ1枚を控え室送りにする効果を持っています。
相手の早出しプランに対する牽制として1枚採用。

レベル2(4枚)

メールの真相を追え 千束(1枚)

登場時に他の自キャラが4枚いれば控え室から1ストブとそのターン中に自キャラ×1000パワーが上昇する効果を持っています。
ストック消費なしで単体パワー12000が出る点を評価して採用。
ピンポイントでの運用になるので1枚。

応えるワケ 千束(1枚)

登場時に自キャラ1体にソウルを+1する自動効果と、舞台の自身をコストに相手のキャラ1枚をバウンスする起動効果を持っています。
レベル2からのバウンス要員で、ソウル調整しながら相手の厄介なキャラをどかせます。
ピンポイントでの運用になるので1枚。

出会いの場 ミズキ(1枚)

1コストと手札1枚で相手の控え室にクライマックス1枚を残して山札再構築させる効果と、レベル2以下相手の相打ち効果持ち。
逆圧縮効果がメインで、相手の山札に干渉できる貴重なカード。
ピンポイントでの運用になるので1枚。

戦うワケ たきな(1枚)

レベル2の2500助太刀に加え、使用時に2ストックを追加で支払うことで、自分の控え室のカード全てを山札に戻す効果を持っています。
椎名拳とか疑似リフ拳とか呼ばれているもので、発動機会を得られれば、クライマックスを複数トリガーしてしまい弱い山札になってしまっても健全な山札に戻せたり、シンプルにリフレッシュペナルティを回避できる強力な助太刀です。
ピンポイントでの運用になるので1枚。

レベル3(10枚)

喫茶リコリコ クルミ(1枚)

登場時に相手のキャラを1枚バウンスするか、ストックを全て山札に戻してシャッフル後、山上から同じ枚数をストックにする、所謂魔石互換効果を持っています。
バウンスは「応えるワケ 千束」でも行えるので、ストックへの干渉を行いたい時に使用します。
ピンポイント運用なので1枚です。

帰る居場所 千束(1枚)

自分の舞台に4枚キャラがいれば早出し可能になる永続効果と、登場時に1点ヒールできる自動効果、同じく登場時に控え室に「選んだ居場所 たきな」があれば返しのターンまでパワーが+3000される自動効果を持っています。
「選んだ居場所 たきな」を採用していないので、早出し可能な8000ヒールです。
パワーが低くて悲しいですが、耐えるプランの時にたまに欲しくなるので1枚採用。

これからも続く日々 千束(4枚)

登場時に控え室からキャラを回収する効果と、アタック時にクライマックスコンボで3コストと手札1枚で再スタンドする効果を持っています。
レベル3で柔軟に立ち回るためのキーカードで、「これからも続く日々 たきな」のクライマックスコンボのコストになるため、このカードがどこにあるかは常に意識しておきましょう。
当然4枚採用です。

久々の再会 たきな(1枚)

登場時に山札の上から自キャラの枚数まで見て好きなカードを手札に加えられる自動効果と、アタック時に手札2枚をコストに1点バーンを与える自動効果を持っています。
フィニッシュのストックが足りない時や、クライマックスにアクセスしたい時に使用するサブアタッカーです。
ピンポイント運用なので1枚です。

これからも続く日々 たきな(2枚)

登場時1点ヒールと、対応クライマックスが置かれた時に手札の「これからも続く日々 千束」をマーカーとすることで、自キャラのパワーを+3000し、自身以外の自キャラに不確定バーン効果を与える効果を持っています。
「これからも続く日々 千束」に不確定バーンを付与することで、再スタンド時にもう1度使えるというデザインですね。
基本的には前列に1枚居れば良いので枚数を削って2枚。

クライマックス(8枚)

2人で過ごす日々(4枚)

「これからも続く日々 千束」「これからも続く日々 たきな」のクライマックスコンボで使いますので4枚です。
お好きな絵柄をお好きな配分でどうぞ。

凸凹な名コンビ(4枚)

「相棒 千束&たきな」クライマックスコンボで使いますので4枚です。

デッキの回し方

レベル置き場の色発生順は青→黄→赤が基本ですが、「ファーストリコリス フキ」で青発生ができることを念頭に置きつつ、手札と相談しながらになります。

マリガン
「凸凹な名コンビ」と「相棒 千束&たきな」1枚までとレベル0はキープ。

レベル0
「酔いどれ?店員 ミズキ」「遊びに行こう 千束」「ファーストリコリス フキ」でアタックしつつ、レベル1キャラを集めていきましょう。
相手キャラのパワーを下げる効果が多いので、リバース時に発動する効果は焼却で潰せるように意識するといいと思います。

レベル1
「相棒 千束&たきな」を2枚「喫茶リコリコ 千束」を1枚前列に配置し、クライマックスコンボを使っていきます。
「ウォールナットの正体 クルミ」は確実に確保したいですが、後続になるアタッカーやレベル2に備えて「メールの真相を追え 千束」あたりも回収候補になります。

レベル2
ストックを8まで積むことを意識しながら、相手に刺さりそうなら「私の役目 たきな」も絡めつつ、レベル3に備えてカードを集めていきます。
手札に「これからも続く日々 千束」を2枚、「2人で過ごす日々」を1枚手札に抱えられればベストです。

特徴消しが刺さる時とかは大体こんな感じ

レベル3
8ストック使える場合は「これからも続く日々 千束」を2枚「これからも続く日々 たきな」を1枚配置してのクライマックスコンボを狙います。

6ストックしか使えない場合は1面を「久々の再会 たきな」にするのが基本です。

残りの使えるストックで各種ピンポイント採用カード達を活かしていきましょう。

終わりに

というわけでゲートカムバックのリコリコデッキ紹介でした。
相手のデッキに何が刺さるのかを把握していないといけませんが、選択肢が増えたので結構面白いデッキになってます。
現状だとリーサルは「2人で過ごす日々」のクライマックスコンボ一択になっているので、追加でレベル3の選択肢が増えるといいですね。

カジュアル勢の自己満足日記でしたが、とりあえず1年間は毎月1つ記事を書くことを目標に始めたので、達成できてよかったです。
来月は多分カードの使用制限に関するルール変更の影響を受けたデッキについて何か書くと思います。

以上、ここまで読んでいだだきありがとうごさいました。

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